ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

スカーレット

2019-10-07 10:39:28 | 映画・ドラマ・小説
大好きだった「なつぞら」が終わり、
続けて「スカーレット」を見ています。

優しくほんわかしていた「なつぞら」と違い
「スカーレット」は大阪局制作らしい、本音炸裂(?)のどぎつさがあり、
これはこれで元気が出るかなと思っています。

ただ、毎回、「ギリギリのところを攻めてるな」と思う演出があります。

・「あんた日本人じゃないやろ?」
・人が作った陶器に「ただのゴミやん」
・「女に学問は要らない」

今日はお父さんが子どもを平手打ちしていました。
周りの人たちが凍りつくことで
「やってはいけないことをした」という演出はありましたが・・・

これでよく炎上しないな・・・と思ってYahooのコメントを見たら
案の定、「児童虐待肯定ドラマ」と騒いでいる人がいました。
あそこはアンチの溜まり場なのでそれを差し引いて理解する必要がありますが
まあ、そう言われても仕方がないんだろうなと思います。

(そこのコメント見て思い出しましたが
女の子同士のキスシーンにもギョッとさせられました)

政治的に正しいコンテンツばかりが世の中に溢れていたらそれはそれで息苦しいですが
「スカーレット」は、それを見越したうえで、ギリギリのところを計算済みで攻めていると私は思います。

今のところ、違和感を上回る面白さがあるので続けて見ていますが
「ああ、私、もうこのドラマだめかも」
と思って離脱するときが来そうな気もしています。

脇に逸れますがもう一つ。

「なつぞら」で、「なつは優しい子」というお爺さんの台詞がありましたが
いやいや、優しいのはなつの周りの人達で、
なつ自身が優しいというエピソードはほとんどないんですが?!
と思っていました。

ただ、今回、喜美子が「ただのゴミやん!」と言い捨てるのを見て
「確かに、なつだったら絶対このような物言いはしないであろう。
やはりなつは優しい子だったのかもしれん・・・」
と思い直しました(--;)

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助けたくなる人

2019-10-07 08:43:27 | 雑感
先日、体に障害のある方の検査をする機会がありました。

もともと検査は健常者向けに作られているので
体が不自由だと、色々と不便な点があります。
試行錯誤と工夫をしながら、検査を進めていきました。

その方は、とても謙虚な方で、
気持ちよく検査に協力してくださったのはもちろん、
できる限りの努力をしているのが、見ていてよく分かりました。

一生懸命な姿を見て、私はその方を心から応援したくなりました。

検査後、私がその方を応援したくなったのは何故だろうと考えました。
体に障害があったからでしょうか。
それもあったかもしれませんが、
私は、その方が、困難な局面に対して、
文句も言わず(←ここ重要)、無心で自分ができる限りの努力をしていること、
その姿に胸を打たれたのだと思いました。

そうした人を見たとき、きっと私だけではなく
多くの人が、応援したくなるのではないかと思いました。

私は以前、このブログで
「人知れず努力していても、誰も見ていないから無駄」
というようなことを書きました。
(「いい人でいたい幻想」

今はその見解を少し修正したいと思います。


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