ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

金もうけの道具として使われる痛み

2020-07-11 12:54:40 | 雑感
少し前に、テラスハウスに出演されていた木村花さんのお母さんが
「花は人間としてではなく、金もうけの道具として使われた」とコメントされているのを知り、考えさせられたことがありました。

金もうけの道具として使われることの痛み、これはとてもよく分かります。
人間関係の痛みには、マウントされる痛み、疎外される痛み、関心を持たれない痛みなど、
色々な種類がありますが、
その中でも、「金もうけの道具として使われる痛み」というのも、かなり辛いものです。

職場というのは、自分の能力を切り売りして、その対価をいただくドライな場所というのが本質のはずなのですが、
人はどうしても、そこに親しみや温かみ、思いやりを見出したくなる生き物です。

お金ではなく、愛情や信頼でつながっていると信じたくなるのです。

そして、本来は利益追求を目標としているはずの利己的な組織に、利他的な振舞いを期待します。
金もうけの道具として使われた痛み、これは、信頼していた人や組織に裏切られたときに感じる痛みなのです。

厳しい人は、この痛みには、甘えが伴っていると指摘するでしょう。
人から親切にされること、自分のために動いてくれることを期待しすぎたせいだと。
確かにそのような面もあると思います。

でも、人間って、金ではなく、思いやりでつながるものではないですか。
それを、家族や友人だけではなく、職場の人たちにも求めてしまうことが、非難されるほど悪いこととは、私は思いません。

そして私も、仕事にやる気を失うのは、この「金もうけの道具として使われた痛み」を感じているときが多いです。
便利な消耗品として安く使われているだけだなと感じてしまうとき。

その痛みを癒すのは、やはり、人の温かい言葉です。

炎上に便乗して視聴率を上げるのではなく、花さんの傷つきを気遣って、守ってあげる人がいたらよかったね。


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悪口を言わない コンプリート☆

2020-07-08 19:17:36 | 雑感
今まで何度も「人の悪口を言わない」という目標を立て、このブログでも宣言して努力してきたのですが、なかなか守ることができないでいました。

ところがここ数年、この目標が達成されつつあります。
私、(少なくとも外では)人の悪口を言わなくなったんですよ。

悪口を言えるほど、信頼できる相手ができなかったということも大きいですが、
ともかく人の悪口を言わなく(言えなく?)なりました。
話している相手が別の人の悪口を言いかけても、その悪口に乗りたくなくて、話題をさりげなくそらすようにもなりました。

自分が悪口を言っていた頃は、話題をそらされると悲しく感じたものですが、
今の私は、悪口を言うと、自分の魂が汚れてしまう(!)ように感じて、
できるだけ言いたくない、と思っています。
悪口を言いたくなる人のストレスは受け止めながら、一緒に悪口はなるべく言わないように気を付けています。

言わなきゃ言わないで、その状態に慣れてしまいました。

という訳で、「悪口を言わない」の目標は、とりあえずコンプリートです。
次は「弱音を吐かない」に挑戦してみようかな。


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チャンス

2020-07-08 19:04:52 | 仕事
再放送されている「ごくせん」を見ているのですが
エンドロールのクレジットを眺めていて気付いたことが。
松山ケンイチさんがキャストとして出演されています。

でも、本編を見ればわかるとおり、松山ケンイチさんは台詞がないどころか、
画面そのものに映ることがありません。
大勢いる生徒の一人、エキストラに過ぎないのです。

「ごくせん」は1995年の作品のようですが、
ここから彼はスタートして、どこかでがっちり大きなチャンスを掴み、
大河ドラマの主役を演じる大物俳優にまで成長します。

エキストラの段階で「やってらんねー」と言って辞めていたら
今の彼はなかったわけです。
チャンスを逃さず掴んで糧にして、成長されてきたのだと思います。

それから、勇気づけられた出来事がもう一つ。
再選された都知事の小池百合子さんは67歳です。
67歳ですよ!
私にもまだ20年あるんだな~とやる気が湧いてきました。

松山ケンイチさんにしても小池百合子さんにしても、
なぜそんな有名人を引き合いに出すのか・・・
それはですね、私、ミジンコも、いつか世に出たいと思っているからです!!
いつもは目立たず大人しいミジンコですが、いつかは脚光を浴びて輝きたいんですよ。一生に一度でいいから。

「情熱大陸」や「プロフェッショナル」に取り上げられたいです。
「プロフェッショナルとは?」と聞かれたときに、どう答えたらいいか、練習もしています。

チャンスを掴めるその日を夢見て、今日も明日も、ミジンコは頑張りますよ!!


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与える仕事

2020-07-04 11:51:25 | 仕事
最近、仕事が忙しくなってきて、仕事がプライベートの時間を侵食するようになってきました。
サビ残も多いし、お休みの日にも、仕事を持ち帰って家でやっている状態です。

私は、仕事がプライベートな時間に食い込むことが、とても苦痛です。
プライベートな時間は、丸々とっておきたいタイプなのです。
武装解除して、ありのままの自分に戻る時間がとても大切です。

ただ、仕事は打ち込めば打ち込むほど成果がでることが分かっています。
仕事で成功している人は、仕事に費やしている時間がとても長いのです。
求められている以上のことを、好んでやっている人たちなのです。

また、中途半端に仕事をするより、自分でも納得のいく仕事をして、
人に喜んでもらえた方が、気持ちがいいのも確かです。

仕事というのは、自分ではない、人様のためにすること。
人様のために汗を流して、その対価としてお金をいただくのが仕事です。

仕事のためにプライベートの時間を費やすのは、
人様のために、自分の時間を差し上げているのと同じです。

人様の笑顔のために、自分の生きる時間をどれだけ与えることができるのか。

自分の生き方が試されているように感じています。


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