Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

2014雪だるまスキーツアー

2014年02月19日 | ボランティア

2月14日(金)~16日(日)

 

 「障害者と健常者が一緒にスキーを楽しもう。」というコンセプトの雪だるまスキーツアーに、私が入会して早いものでもう11年になるが、今年ほどアクシデントの多いツアーは初めてだった。

 14日の朝我々が黒姫高原に着く頃までは良かったが、その後の雪の降り方は凄まじく、関東地方を中心に高速道路や鉄道の閉鎖が次々と発生した。それでもスキーをやる分には吹雪を我慢すればよいだけなので、グループに分かれて皆でスキーを楽しんだ。スキーを終えて宿に戻ると我々の車は巨大な雪だるまとなっていた。

 夕刻、今夜到着する予定のTさんから「大雪で家を出る事すら出来ない。」と電話があった。その他にもキャンセルがあり結局5名の人が宿に到達する事が出来なかった。

 テレビでは、交通途絶や地域の孤立等尋常ならざるニュースが報じられていたが、ここ黒姫高原で雪が降り続くのは当たり前の事でライフラインに何の影響がある訳で無く、我々は二日目もスキー・温泉・懇親会と大いに盛り上がった。

 二次会で集合写真(スキー場は吹雪で撮れなかった。)

 最終日の16日になっても、高速道路や鉄道は再開の目途が立たない。関東地方はひどい状況のようだ。皮肉な事にこの日の午後だけチラッと晴れ間が覗き黒姫山が姿を現した。

 最終日(16日)午後やっと姿を見せた黒姫山

 JR信越線と長野新幹線は細々と運転してるようなので、電車帰宅組はスキーを止め朝から駅に向かった。私を含む車組は早々に帰宅を諦め、不安な気持ちを抑えスキーを楽しんだ。電車組は黒姫駅や長野駅で長時間待たされ相当苦労したようだが、深夜に大宮駅まで戻れたので残留組一同ホッと安堵した。

 17日になっても高速道路の通行止めは続いている。Mさんは通行可能な磐越道~東北道経由で帰るという。その他の人は上田から鳥居峠越えで帰るという。

 良く言えば「石橋を叩いて渡る性格」率直に言うと「小心者」の私は国道18号や20号で車が缶詰状態という報道に怯えて、帰る勇気が湧かず高速が開通するまで待つ事を選択した。結局私を除く全ての人が帰宅の途についた。一人残った私はホテルアスティ黒姫四日目の夜を過ごした。昨日までの仲間の喧騒が消え、静かで淋しい夜だった。

 18日早朝パソコンで道路情報を見ると関越道と中央道が開通していた。今日は何が何でも帰ろうと思っていたが、これで安心して帰れる。上信道はまだ通行止めが続いていたので北陸道~関越道経由で帰宅の途につき、13時過ぎに我が家へ戻る事ができた。

 今回のツアー、一時はどうなる事かと散々気を揉まされたが、何とか全員無事に帰宅できたので結果はOKボクジョウである。時が経てば忘れ難い思い出として、今回のツアーを思い出すだろう。なお我が家へのお土産は気疲れで発症したと思われる風邪、やたら寒気がして帰宅後すぐに寝込んでしまった。

 

 

 

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