Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

南ア、鳳凰山登山

2012年07月23日 | 山歩き

7月21日(土) 夜叉神峠登山口 → 南御室小屋    天気=曇り後雨

09:20夜叉神峠登山口→ 10:22~36夜叉神峠→ 12:13~35杖立峠(標識)→ 13:26山火事跡地→ 14:27~31苺平→ 15:05南御室小屋        

 所属している山岳会の今月山行は南ア鳳凰山、担当だった私は天気を懸念していたが、タクシーを降りた夜叉神峠登山口は厚い雲の下、雨が降らぬ事を祈るばかり、そんな思いで参加者17名(男11名、女6名)はNさんをトップに出発した。1時間余で着いた峠から北岳の展望は無かった。


 
夜叉神峠登山口



 
夜叉神峠


 霧に包まれた尾根道を全員黙々と登って行く。杖立峠に着いた頃から心配していた雨が降り始めた。全員雨衣に着替え、ずぶ濡れになりながら苦しい歩みが続く。15時過ぎ、南御室小屋に到着してやっと雨から解放された。皆の元気も回復し、一緒に飲むビールの喉越しが美味い。今宵の小屋は80名収容のところ60名余の宿泊、まずまずの混み具合だが快適な一夜を過ごせました。


 
雨の登り(杖立峠付近)



 
南御室小屋到着


7月22日(日) 南御室小屋 → 観音岳 → 御座石鉱泉   天気=雲後雨

05:35南御室小屋→ 07:00~10薬師小屋→ 07:20~26薬師岳→ 08:06~15観音岳→ 09:47赤抜沢ノ頭→ 10:02~10地蔵岳(オベリスク)下→ 10:48~11:15鳳凰小屋→ 12:59燕頭山→ 13:33旭岳→ 16:10御座石鉱泉

 天気の回復を期待したが今朝も厚い雲の下、朝食を終えて05:35出発最初から急登が続きます。全員昨日の疲れも見せず元気に登って行く。森林限界を越えた辺りでは、北岳は雲に包まれていたが仙丈や甲斐駒の展望が効き少し嬉しい気分、薬師小屋を過ぎ広々とした薬師岳に到着して会の旗を広げ全員で写真撮影、バックに白峰三山が見えないのが残念です。



 
薬師岳山頂



 
その後は白砂と岩とハイ松が美しい尾根道を歩んで鳳凰山最高峰、観音岳に到着して此処でも全員写真、登頂の喜びに皆の顔が輝いています。山頂を後にアップダウンの多い尾根を進んで、地蔵岳(オベリスク)下に着いた頃再び雨に見舞われた。雨に追われるように鳳凰小屋へ下山する。鳳凰小屋に着いて少し早いが昼食タイム、流水で冷たく冷やしたビールが美味そうだが、これからの降りも長いので誘惑を断ち切る。



 
観音岳に至る尾根道



 
観音岳山頂



 
赤抜沢ノ頭へ最後の登り

 燕頭山を経由して御座石鉱泉に至る下山道は長く、観音岳からの標高差は約1760mもあります。雨が降ったり止んだりの中、全員寡黙に降って行く。途中何人かの人は脚に痙攣を起したりして気をもんだが、16時過ぎ全員無事に下山できNさんと共に担当だった私は、ホッと胸を撫で下ろした。厳しかったけど振り返れば中々充実した山行でした。




 御座石鉱泉へ向け長く辛い降り
 

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