Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

浅間外輪山、黒斑山~蛇骨岳 登山

2015年06月02日 | 山歩き

6月1日(月)     天気=晴れ時々曇り

09:02車坂峠駐車場→ 10:04~避難小屋→ 10:25~28トーミの頭→ 10:40~50黒斑山→ 11:14~11:51蛇骨岳→ 12:14黒斑山→ 12:24~29トーミの頭→ 12:39避難小屋→ 13:29車坂峠駐車場

                     

 最近日本国内で火山の活動が活発になっているようだ。関東平野から見える浅間山はどんな具合だろうと心配になり様子を見に行った。・・・何て言うのは嘘だけど、浅間山の外輪山で西隣に聳える黒斑山~蛇骨岳の登山に出掛けた。

 上信道北佐久インターから30分程で標高1973mの車坂峠に着いた。下界の暑さが嘘のように、峠を吹き抜ける風は爽やかだ。高峰高原ホテル前の駐車場に車を停め、峠の登山口から登り始める。

 車坂峠の駐車場

 黒斑山へ向う表コースは、よく整備された明瞭な登山道だ。道沿いにはポチポチとピンクや白のシャクナゲが咲いている。概ね樹林帯の道だが時折樹林が途切れて展望が効く場所に出る。振り返ると峠に建つ高峰高原ホテルの建物や隣接するあさま2000スキー場の施設が小さく見えた。

 ピンクのアズマシャクナゲ

 展望地から車坂峠を振り返る。

 出発して1時間で避難小屋に着いた。ガッチリとしたカマボコ型の鉄骨製で、これは万一浅間山が噴火した際の避難シェルターとして造られたのであろう。小屋から僅かな距離で浅間外輪山の一角に達した。

 登山道沿いの避難小屋

 一旦降って登り返した岩場がトーミの頭で、眼下の湯ノ平高原越しに大迫力の浅間山展望できる。ここから程良い勾配の道を10分程登り黒斑山(2404m)に着いた。

 トーミの頭の岩場(右)と黒斑山(左奥)

 この山頂からも浅間山の展望が良く、近くには火山状況を監視するカメラが設置されていた。浅間火口からここまで直線距離にして3キロ足らずなので、先週末、口永良部島で起きた様な大噴火に襲われたらきっと生きた心地がしないだろう。

 斑山山頂

 山頂から浅間山

 山頂近くの監視カメラ

 昼飯には時間も早いので、外輪山伝いに隣の蛇骨岳(2366m)まで足を延ばす。蛇骨岳の最高地点への道は無く、その先の展望が効く空地に山頂標識が立っていた。ここでお湯を沸かしてノンビリとランチタイムにする。

 蛇骨岳

 蛇骨岳から斑山

 蛇骨岳から浅間山

 休憩がてら浅間山の様子を眺めるが、登山道に人の姿が殆ど見えない。人気の山だから大勢の登山者が押しかけていると思ったのに意外だ。やはり口永良部島の噴火や箱根の活動が影響しているのだろうか。

 40分程休んだ後、山頂を後に来た道を戻る。平日にもかかわらず途中何組もの登山者とすれ違う。浅間山から少し離れている分だけ安心と思う人が多いのだろう。黒斑山は休まずに通過し、トーミの頭で一息入れる。ピークには小さな岩ヒバリが一羽、我々夫婦の事など気にもせず、忙しげにチョコマカ動き回っていた。

 トーミの頭にいた岩ヒバリ

 トーミの頭から斑山

 トーミの頭からは脚を止める事無く車坂峠まで一気に降った。登りと降りのタイムがそれ程違わなかったのは、きっとシャクナゲやイワカガミ等の花々に眼を奪われたせいだろう。

 車に戻ると1キロ程離れた「ランプの宿高峰温泉」まで行き山の汗を流す。この温泉は日本秘湯を守る会会員で、源泉掛け流しのお湯は薬効が高いそうだ。料金も500円と安いので一度は立寄ってみるだけの価値が充分にある。大きな天体望遠鏡もあるそうだから、今度はそれを目的に泊りで来てみようかな。

 温泉をでると、高速料金節約の為一般道を松井田インターまで走り、そこから上信道経由で夕刻我が家に戻った。今日は軽い山歩きだったけれど、天気に恵まれて楽しい半日を過ごす事ができた。

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