Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

映画「ライフ」を観た。

2014年03月20日 | 映画・コンサート

 3月21日(木)

 久しぶりの雨の中、映画「ライフ」を観てきた。これは予告編を観た時からとても面白そうな映画だと期待していたのだ。ベン・スティラー演ずる主人公ウォルター・ミティは、写真誌「ライフ」のフィルム管理という地味な仕事をする妄想癖のある冴えない中年男である。

 不振のライフ誌は休刊に追いこまれてしまう。そんな中、上司から無能と思われているウォルターは、最終号の表紙に使う写真のネガを紛失してしまう。窮地に陥った彼は、ネガを送った写真家を探しに北極圏やヒマラヤの巡る旅に出る。

 映画で描かれる壮大な大自然が素晴らしく、観ていてウットリする。旅の果てウォルターはやっと写真家に出会い、ネガの行方を知る。それは意外な所にあった。旅から戻った彼はライフ社を解雇され、ネガを残して会社を去る。

 ベン・スティラー演ずる冴えない中年男ぶりと、壮大な大自然が妙にマッチして映画の魅力になっている。最後に主人公は街中の街頭販売でライフ最終号の表紙を眼にするが、それは意外な写真であった。

 ラストも実に粋な展開で、感動のシーンとなっている。私が最近観た中では、この映画が満足度ナンバーワンである。

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