離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

都内の景色

2020-01-30 00:00:01 | 日記
先日、用事があって、

日比谷のある商業ビルにいました。

大きな窓から、日比谷公園が見えました。

10年以上も前、当時は東京から電車で2時間以上の他県から、

仕事を休んで、霞ヶ関の家庭裁判所へ通いました。

気の遠くなるような内容や時間のなかで、記憶のないまま、上野駅で数時間彷徨ったこともありました。

弁護士と日比谷公園を歩いて帰ったこともありました。

絶望と虚無のなかで見ていた公園です。

ただ10年以上たてば、感情の伴わない記憶になっています。

もちろん良い記憶ではないけれども、悪夢がよみがえるようなものでもなく、

ただそこに、当時の私はいたのだという記憶です。

先日も書きましたが、当時、ぎりぎりの精神状態でも、

自分の生き方に悔いのない、恥じない、そんな自分が、この公園にはいたのだという確信です。

窓から公園を眺めていて、
使い古された言い回しですが、

当時の自分に、今の自分から、

「よく耐えたね。乗り切ったね。おつかれさま。
 あれからもいろいろあったし、楽ではなかったけど、
 なんとか、また自分を取り戻せたよ、ありがとう。」

そう伝えたいという想いが出てきました。

その時々で、全力で後悔しない生き方は、そのときにはわかりませんが、
後々、何年も経ってから、そのほんとうの意味がわかるように思います。

今日も一日、あなたを応援しています。




コメント (4)
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