離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

流れ

2020-01-07 00:00:01 | 日記
さて、今日は、「流れ」について書いていきます。

ブログをはじめから読んでくれている方は、

何度も読んだと思います。

私がいう「流れ」は「プロセス」という言葉ともほぼ同じです。

人生ではほんとうに何が起こるかわかりませんよね。

離婚はもちろん、災害も、病気も事故も

私たちは、一寸先も予測できません。

幸せな状況では、さもいろいろとコントロールできていて、

努力もきっと報われて、真面目に生きていくことで・・・・

でもそれは一部では正しいけれども、幻想というか、希望でしかない。

人生にはプロセスがあり、流れがあると私は信じています。

真実だとか、絶対だというつもりもないし、

考えたところで答えはでません。

神を信じるかどうかと似たようなことで、

この人生において、何を信じて生きたら生きやすいのか、そこが大切ではないでしょうか。

その存在を議論しても意味がありません。

他人がとやかく言うことではないでしょう。

この流れというものについて、どこまで深く考えているかは別にしても、

多くの人は感じているのではないでしょうか。

スポーツやら仕事やら、なんでも流れが良いとか、追い風だとか言います。

ただ私が言うのは、もう少し長期的なものです。

私はようやく、人生80年を折り返したくらいですが、

それでも学生時代からいくつものターニングポイントがありました。

そして、離婚もそうです。

だいぶ後になって、はっきりとターニングポイントだったのだと

わかるわけです。

私自身は、離婚がなければ、今の自分の在り方はないと思いますし、

当時は想像もできなかったけれども、当時の自分とはだいぶ違う、遠い場所まで

変化してきたとも思います。

この流れに気づくには、周囲の状況や自分の環境の変化を見逃さないことも大切ですが、

一番大切なのは、自分の内面と対話することです。

言葉にできないような、心のなかでわずかに存在するような

少しすると消えてしまうような、そんな小さな感覚に気づけるかどうか。

お天気の朝、ふとした瞬間に、心が軽いとか、

なんとなく部屋を整理しようとか、

本屋でふと雑誌の記事が気になったとか、

ほんとうにわずかな、気のせいか?と流してしまうようなものに

あなたが向かうべき流れのヒントがあるかもしれません。

そういうことに注意して生きていくと、

自然と丁寧な生き方になってきます。

そんななかで、ふと自分の流れ、プロセスに気づくことができるように思います。

苦しいなかで、なんでも最悪な方向しか見えず、絶望したり、虚しさに囚われるのは

誰もが同じですし、少しもおかしなことではなく、

ある意味で、正常な悲嘆(グリーフ)とも言えます。

悲しんだり、苦しんだり、泣いたりすることは悪いことではなく、

これもまた自分の内面に素直に応じればいいのです。

そんななかで、ふとした心の変化に、ゆっくりと目を向けて、

どんな感情も、物事も、否定せずに感じていきましょう。


















コメント (4)
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