離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

苦しみを理解してくれない

2017-09-18 00:00:02 | 日記
離婚の苦しみや悲しみを

周囲は理解してくれないと感じるでしょう。

二次被害ともいうべき、

厳しい言葉を投げてきたり、

ひとつひとつイライラするような言葉。

早く立ち直るようにとか、

いつまでそんな顔しているのだとか、

自分に甘いだとか、

精神的に弱いだとか。。。。

ますます周囲の家族や、友人とも関わりたくなくなるかもしれません。

でもそれも多くの人が経験してきました。

私自身も同じでした。

だから、あなたが特別に弱いわけでも、未熟なのでもなく、

誰でも、それだけ苦しいし、同じように反応することが多いということは

知っておいてください。

そのうえで、あえて言うなら、

あなたの苦しみ、虚しさ、悲しみを察することができても、

同じように感じてくれる人はほとんどいないということ。

それを孤独といえば、そう表現もできるでしょうが、

そもそも人間とはそういう存在なのだと気づくこと、

人生へのとらえ方を再確認すること、

それがこの離婚で経験する学びのひとつだと思います。

排他的になり、刹那的になるということではありません。

その時間、経験をどうとらえて、どう認識して

自分の人生に反映していくかは個人で違います。

世捨て人になる人も、うつ病で倒れていく人も、

それをばねにして再起していく人もいるでしょう。

同じとは言いませんが、離婚というひとつの経験をして

この先をどう生きていくのかは、あなた自身に問われていることかもしれません。

周囲が決めることでもなく、正解があることでもなく、

ある意味で、一度失った今、このゼロ地点からどのようにも構築していくことができます。

お金があるなしも、仕事があるなしも、子供があるなしも、

いろいろな条件は違うはずですが、それでも、いつもお伝えしているように、

配られた手もちのカードで、勝負するしかないポーカーゲームと似ています。

泣いても、わめいても、カードは手持ちのみ。

周囲が理解してくれないと言ってみたところで、

やはり変化しません。なぜなら、周囲の人間も自分の枠から出ることができずにいるから。

手持ちカードがさっぱりダメでも、勝負していくしかない。

人生ゲームのルールなのだから仕方ない。

私は、少なくとも、そんなことを想いながら、

乗り越えてきたということです。

でも、あなたに強制するつもりも、これが正解ともいうつもりはないのです。

ただのひとつの例です。

あなたなら、どうやって折り合いをつけて、乗り越えていくのか、

それを真剣に考えてみてほしいと思います。