離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

日本の古い制度

2017-09-03 00:00:01 | 日記
先日、親権についてコメントしていた方がありました。

以前からブログでも書いておりますが、

私自身も調停を経験して、当時2歳の子供とは10年以上、会っていません。

私自身に落ち度がないにも関わらず、調停は何にもなりませんでした。

一方で、養育費だけは義務であり、未納なら給料の差し押さえすら可能ですが、

面会は義務ではありません。

当時の民生委員も無能でしたし、昭和初期からの制度も判例も時代錯誤です。

海外では共同親権が可能ですが、日本ではふつうはありません。

ほんとうに、あまりに時代錯誤な日本の法律や判例は

批判する気も起きないほどです。

先日も伝えましたが、これもひとつの枠、箱です。

その外に出ないと、とらわれます。

少なくとも、あなたが司法に携わるような偉い人でもなければ、

いやそれでも、制度を変更することなど不可能に近いわけです。

だからこそ、枠の外に出るしか方法がありません。

当時、私はこの国の政治も、制度も信用しないと決めました。

離婚以来、選挙には行かないと決めました。

それは今でも変わりません。

それとこれは違うと思うかもしれませんし、実際異なることですが、

当時の調停のあまりに不合理な制度に、当時の苦しみの中にいた私が

唯一できたことは、国に関係ないところで生きる、つまり国の枠から出るということであり、

それが選挙には二度と行かないという、自己満足的な抵抗でした。

世の中ではあくまで、選挙は義務で、民主主義をうたいますが、

そんなことは関係ないことが明白です。

政治家は自分のために動き、金を稼ぎ、国のことを真剣に考えている人がどれだけいることか。

これだけ震災や原発、自然災害の被災地が苦労していても、国の支援がいくらもないことや、

公害や殺人事件、事故の被害者の扱い、補償など、どの制度を見ても、

泣いている人がたくさんいるでしょう。

離婚だけの話ではないと痛感させられます。

どうにもできない制度や法律に嘆いても、結果は同じ。

前回同様ですが、箱から出るしかありません。

意識そのものを、枠から出すしか逃れられない。

私はそう思いますが、あなたはどうでしょうか。

コメント (6)
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