離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

自分の人生に責任をもつ

2014-02-09 19:23:09 | 日記
「自分の人生に責任をもつ」


これは、いつも私が伝えていることです。

自分の人生に対して、主体的に生きるということです。

誰かのせいにしたり、回避せずに。

でも。。。。


離婚したとき、

相手のことを責めたり、恨んだり、憎んだり、、、

これは当然あるわけです。

もちろん正当な理由もあるでしょう。

だからそれがいけないということではないのです。

誰だって、相手からひどい仕打ちを受ければ、怒り、腹が立ち

仕返しもしたい。

相手にも自分と同じような、いやそれ以上の苦しみを味あわせたい。

さらには、相手に対して、

どうしてもっと人生や家族や、思い出を大切にしないのか、

どうして、こんな簡単に長い年月を台無しにできるのか、

それで後悔しないのか。

私の将来はどうするのだ、相手の将来もどうするのだ、子供はどうするのだ。。。。

どうしてそんなに、人生を軽率に生きるのだ、判断するのだ、

耐えることができないのだ、

解決へ向けて努力できないのだ。。。

そんな気持ちがあって、当然です。

ただ。。。

ここで、
ひとつだけ原則を想い出してください。

はじめの言葉です。

「自分の人生に責任をもつ」

つまり、自分の人生については、自分で決める権利がある。

ということ。

逆にいえば、

「自分以外の人生に責任はもてない」 ということになる。

つまり、自分以外の人生については、私が決める権利はない。

ということになる。

そう、あなたの相手がどんなに軽率で、いい加減な判断をしようと、

生き方をしようと、あなたにも決める権利がない。

相手は相手の人生を自分で決めて生きる権利がある。

だが、ここで、もうひとつ大切なことを言いたい。

もうひとつ付け加える。

「ただし、他人に害を与えないこと、他人を巻き込まないこと」 が大原則。

結婚とは、自分だけでなく、相手も、場合により子供も、

そして親も巻き込むことである。

本来、相手は結婚するような成熟さが不足していたとしかいえない。

相手の人生は、たしかに自分のものだが、

それならば、周囲を巻き込んではならないではないか。

それは子供のすることだ。

巻き込んだ以上、誠心誠意尽くすというのが、人の道。

とはいえ、

これで、もはや、相手の人生に責任を負う必要、

ましてや、罪悪感など不要だということが理解できるはずです。 

十分に相手に誠心誠意尽くしたなら、それでもう十分すぎる。

もうこれ以上、相手の将来にも、人生にも責任も、負債もない。

あなたはあなたの人生の舵をとる。

他人の人生の舵まで握る余裕などない。人生は想ったよりも、短い。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたは、十分苦しんでいる

2014-02-09 00:01:00 | 日記
離婚した後で、

悲しみ、苦しみ、絶望、。。。。


そんな想いと同時に、

もっと何かできたのではないか。

自分が至らなかったから、離婚になったのではないか。

どうして、もっと相手を大切にできなかったのか。

相手にどうして、あんなことを言ってしまったのか。

どうして、あんな態度で。。。

後悔や、反省、罪悪感までも感じていないだろうか。


これらの感情は、

誰しもが感じることであって、特別ではない。

そして、この感情から逃れることは、

時間もかかることもある。

そして、何よりも知ってほしいことは、

あなたが罪悪感や後悔をしているからといって、

ほんとうに、あなたが悪いということではないということである。

感じるだけであって、事実ではない。

あなたも、薄々は気づいているかもしれないが、

相手にそんな感情はない。またはほとんどない。

あったら、もっとやさしさや、人間的な想いや、行動ができる。

離婚直後は、感情的にも冷静さがないから、しょうがないとしても、

本質的な優しさや態度というのは、その人から無くなるはずがない。

あなた自身を考えてみれば、よくわかる。

離婚しても、どんなにひどい仕打ちを受けたとしても、

あなたに、相手のような冷淡な態度がとれるだろうか。。。。

そうでないから、苦しんでいる。

しかし、、、あなたの相手はどうだろうか。。。

答えを聞くまでもない。

だからこそ、あなたには納得しがたいこともあるし、

理不尽さや、不条理さが残るのではないだろうか。

理由があって、十分にお互いに話す時間があり、

お互いの将来のために、考えてきたならば、

納得できないながらも、不合理さはないのではないか。


だから、今、これだけ苦しんでいるのだ。


もう、あなたは十分すぎるほど苦しんでいる。

離婚はたしかに、片方だけが100%悪いことは少ない。

だけど、あなたは、十分苦しんでいるのだ。それで充分なんです。

少なくとも、それだけの痛手は十分受けた。

だから、あなたは罪悪感を持つ必要はない。

たしかに、もっとできたこともあったかもしれないし、

もうすこし態度も変化できたかもしれない。

完全ということはないのだから、どうしてもそういう気持ちが残るのは

しょうがないではないか。

でも、それは相手も同じことである。

あなたがひとりで責任を感じることはないのです。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする