80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

サルコペニア肥満

2013-07-18 19:53:20 | 最近のできごと
NHK テレビ ”あさいち”よりの抜粋

サルコペニア肥満とは、筋肉が減っていて、太腿に

脂肪がたまっている状態で、専門家によると、

知らず知らずの間に進んでいる、私だけが例外という

のは有り得ないのがサルコペニアだそうである。


こうなると、高血圧のリスクが2.3倍、糖尿病につながる

危険因子の値は19倍になり、そして、転倒、骨折、寝た

きりになるリスクも、格段に高まるといいます。

しかも40代以上の4人に一人が、サルコペニア肥満

もしくは、その予備軍であるとか。



サルコとはギリシャ語で筋肉のこと。 ペニアは減少。

両方繋がって筋肉の減少をいう。

筋肉は40代になると1%づつ、年々減少していくそうで、

主婦の高橋道子さんは、そんなに太っているようには

見られないが、此処数年ご自宅の二階の階段を降りられる

のに、足元がおぼつかないので、手すりを使うようになり、

公園で全く平らなところで、転んで小指を骨折するほど、

筋力が低下していたそうです。

更に、今年1月市の健康診断で、予期せぬ結果が出ました。

動脈硬化を引き起こす最大の要因LDLコレステロールも

正常の範囲を大きく超え、高い値を示していました。

又、中性脂肪も基準値を超えていました。

診断は脂質異常症。

食事も運動も気にせず、あまり体にいいことではないなと

ご自分でも思っておられたそうです。

脂質異常症は放置すると脳梗塞や心筋梗塞に繋がる恐れがある

ために治療が必要とされました。

実は筋肉は運動をつかさどるだけでなく、さまざまな働きを

しています。その大切な役割の一つが、糖や脂質の代謝を調節

すること、そのため筋肉が減少すると、その調節がうまくいか

なくなってしまうことが最新の研究でわかってきました。

 高橋さん

 ”一番怖いのは、転んで骨折し、寝たきりになる。生活習慣病

  にもなりたくないですし、具合が悪くなりそうになるまで

  放置した自分を反省しています。”

 サルコペニア肥満のリスクをまとめると、筋肉の減少によって

 転倒、骨折、寝たきり、そして肥満で、糖尿、脳卒中、心疾患

 

 40歳から85歳までの女性を対象に行った調査ですけれども、

 血糖値の上がり易さでは、健康な人を1とした場合、普通の

 肥満の人は13倍上がりやすいのですが、サルコペニア肥満

 の人は19倍も血糖値が上がりやすい。


有働アナ

 ”なんで普通の肥満よりもサルコペニア肥満の方が

  血糖値が上がりやすいのですか?”

 つくば大学大学院教授久野譜也さん (スポーツ医学専門)

 ”筋肉は糖を消費してくれる、しかも運動でも使うのですが、

  実は今、こういうスタジオで坐っているだけでも消費して

  いるんですが、それが、加齢で筋肉の量が減ると糖を使う

  量が減ってくるので、自然と勝手に使ってくれる量が減る

  ので、心疾患になってしまうと・・・。”

イノッチ

 ”体に残ってしまうということなのですか?”

久野さん
 
 ”そうですね。筋肉は糖を使う工場と思っていただくと、それ

 が年々工場の大きさが小さくなって、同じように食事を入れて

 ればどうしても肥満になってしまって、こういう病気になって

 しまう。”

アナウンサー

 ”しかも知らず知らずに進行してしまうということでちょっと

  心配という方々40代から60代の女性13人のサルコペニア肥満

  度をチェックさせていただきました。

  

  (つづく)
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿