80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

長寿ホルモン(3)

2012-06-14 07:11:53 | 健康
 既報のお三方の共通点は羨ましいくらい長寿ホルモン

の数値が高いことであるが、もう一つの共通点は、以前

生活習慣病をお持ちであった事と、肥満であったことで

ある。

岡部医師によると、長寿ホルモンは内臓脂肪からでてい

るにもかかわらず、肥満になって、内臓脂肪が多くなり

過ぎると、長寿ホルモンが出なくなるという。



長寿ホルモンを増やすためにお三方がやられたのは体重

を減らすことであった。



峯島さんは、高血圧で悩んでおられたので、減塩メニュー

にされたのと、毎日エクササイズバイクを15分漕がれた

という。

それで高血圧克服。体重12キロ減。


松野さんは糖尿病で、毎食後必ず、雨でも歩いたそうで、

大変だったが糖尿病はみるみる改善し、体重は9キロ減、

田村さんは同じく糖尿病だったが、奥さんと散歩を開始し

今でも築地から銀座まで往復2キロの道を(40分)歩いて

お仕事場まで通っておられるそうで、すっかり改善された。


体重3キロ減で、長寿ホルモンは、5.7から8.3に

上がったとか。



岡部医師によると、この方々は痩せて、内臓脂肪が減った

から長寿ホルモンが出やすくなったと言う事らしい。

ちなみにお腹周りの脂肪は内臓脂肪ではなく、皮下脂肪で

あるというが、秋津医師によると、本来、内臓脂肪は女性

の場合、子宮の周り、男性は肝臓の周り、つまり大事な臓器

をある程度、保護するためのクッション断熱材の役目で、

問題はその量で、長寿ホルモンを増やしつつ、さまざまな

病気を予防するには、多い内臓脂肪を減らした方が良いそう

で、肥満に見えない方でも危険があるという。

皮下脂肪はつまめるからすぐわかるが内臓脂肪は腹筋の奥な

ので解りにくい。 腹筋がある方は皮下脂肪が少なくつまみ

にくいがそういう方でも、腹筋にの中に内臓脂肪があること

があり、それを隠れ肥満と言う。



以上、テレビ東京のテレビ番組”主治医の見つかる診療所

健康で長生きのできる長寿ホルモン”よりの抜粋

(つづく)


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