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80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

普通の大人をつくるための教育(1)

2010-04-28 07:01:25 | 教育
昨日のNHK テレビで、"上海失われる親子の絆”を御覧になった方

も多かっただろうと思うが、今、上海ではお一人暮らしをされていた

お年寄りが息子がありながら2年間も孤独死に気ずかれる事がなかった

事実にショックを受けて、市の肝いりで"親孝行契約書"なるものを親子

で取り交わし、忙しくて電話もあまり出来ないと、監督官庁から、連絡

が入り、この頃、電話もしていないそうでと言うご指導が入ると言う事

であったが、なんとも侘しい話になったものだと思うが、わが国でも、

其れは他人事とも思えないことである。

年をとって何が一番幸福かと言えば、私は子供や孫たちの笑顔に囲まれ

ている瞬間ではなかろうかと思うのだが、いかがなものであろうか?

お若い方々の中には、環境の悪化を懸念して、産まれてくる子供たちが

かわいそうだからと言うおかしな考え方をして、子供を作らない方々が

あるが、そんな方々の親御さんたちは老人のお集まりに来られてもどこ

か淋しそうである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
(そんなことを考えている暇があったら、人間の叡智を信じて環境問題を

もっと真剣に考え、其の方向で努力すればいいではないかと思う。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


孫には目がないと仰って延々とお孫ちゃんの話をされる方もあるが、孫

のまの字も話せないのは、御当人も淋しいが、周りの方々も気を使って

話が出来ない事になってしまう。

  (つづく)


入学式(4)

2010-04-15 17:40:22 | 教育
 どうもTBSのテレビ番組 ”渡る世間は鬼ばかり”が気に

なって調べてみました。以下wikipedia 調べよりです。

まづ、放送日からです。

 ・第一シリーズ 1990年10月11日~1991年9月26日全48回

 ・第二シリーズ 1993年4月15日~1994年3月31日全49回

 ・第三シリーズ 1996年4月4日~1997年3月27日全50回

 ・第四シリーズ 1998年10月1日~1999年9月30日全51回

 ・第五シリーズ 2000年10月5日~2001年9月27日全50回

このシリーズからハイビジョン制作

 ・第六シリーズ 2002年4月4日~2003年3月27日全51回

 ・第七シリーズ 2004年4月1日~2005年3月31日全51回

 ・第八シリーズ 2006年4月6日~2007年3月29日全50回

 ・第九シリーズ 2008年4月3日~2009年3月26日全49回

 スペシャル版〔単発放映)

 ・1994年9月29日

 ・1995年12月28日

 ・1999年12月23日 〔視聴率 23.0%)

 ・2000年4月6日    〔視聴率20・9%)

 ・2006年12月28日 〔「橋田寿賀子バラエテイ

  渡る世間は鬼ばかり・来年も続きますよSP」・

               視聴率 14.8%)

  他多数放映

   
 視聴率では 「すべてビデオリサーチ調べ)関東地区のもの

        
       第一シリーズ  18.2%

       第二シリーズ  23.8%

       第三シリーズ  26.6%

       第四シリーズ  24.7%

       第五シリーズ  24.3%

       第六シリーズ  23.5%

       第七シリーズ  18.2%

       第八シリーズ  18・2%

       第九シリーズ  14.1%

  第十シリーズについては計画は未だないようである。

 第三シリーズでは主演女優山岡久乃さんと橋田さんとの

 確執が話題になった。

 これは全く、私の推測だから当っているかどうかはわか

 らないが、どうも山岡さんはまじめな方だったから、これを

 続けていいのかどうか苦しんでおられたように思った。

 それでも、女優の分際でテレビ局や作者に文句をつけら

 れるお立場にない。其れで悶々とされていたようだった。

 ”おしん”を書かれた立派な方がどうして其れをお考え

 にならなかったのだろうか?

  ”山岡さんは私がお嫌いのようだ。”と橋田先生は

 おっしゃっていた。

入学式(3)

2010-04-13 21:02:09 | 教育
 先日、私の信頼している40代の方から

 ”私の年代でお姑さんと一緒のお墓に入りたい人は一人も

 いません。”と言う言葉が出たので、びっくりしました。

 
 多少の誇張はあるとしても、これは家庭制度の崩壊では

 ないかと思えて心配になったのです。

 では何故こうなったのでしょうか?

 もちろん単純なことではないでしょうが、其のひとつが

 マスコミのあり方ではないかと思います。

 橋田寿賀子先生の”隣の芝生”から始まって、

 ”わたる世間は鬼ばかり”の嫁 対 姑のシリーズ、

 これがあまりにも長く続き過ぎたのではないかと言う気

 がします。

 
 私はNHKの番組が基本的に大好きですが、NHKでテレビ番組

 ”隣の芝生”が始まった頃、父が癌で横浜の磯子の病院へ

 入院していて、東海道線(茅ヶ崎ー横浜間)によく乗ったの

 ですが、あちらこちらに 50代、60代のご婦人たちの

 固まって坐っておられる席が出来ていて、そのすぐ近くに

 は30代、40代の女性たちのグループがあると言った風

 でまづ”隣の芝生”の話から始まって、ご自分たちの嫁さ

 んやお姑さんの悪口にどんどん発展して、声もだんだん高

 くなると言った情景を何時も目にしていたのですが、もし、

 私が、お姑さんと一緒にテレビで隣の芝生を見ている立場

 だったらどんなに厭だろうかと思いました。

 お互いうまくいっている中であっても、もしかしたら、

 うちの嫁さんは、あのように考えているのかしらとか、

 お姑さんは、あんなに考えているとしたらなんて考えたり

 はしないのだろうかと思ったら、とても、厭だろうなあと

 思って、これは世の中にいい影響は与えないだろうと心配

 になったものでした。


   (つづく)

入学式(2)

2010-04-12 16:46:49 | 教育
 この間テレビでタレントさんたちが大学生がおかしくなったのは、

高校の教育が悪い、中学校だ、いや小学校だと議論していたが、

結局、幼稚園が悪いといって終わった。

 果たしてそうだろうか?

私はどうも日本にずっと続いていた家族制度の崩壊が原因では

ないかと思うのだが、終戦後、日本の国土がすっかり焦土と化

して以来、其れまで温かかった家族の関係にもひびが入ること

が多くなってきているように思うのである。

功罪はともかくとして、アメリカのいろいろな考え方が入って

きて、間違った個人主義がはびこってしまった。何かあれば訴

えるとか、其れまでの何世代も一諸に暮らすという生活体系

が崩れてきてしまった。

 舅や姑と一緒に暮らすことを拒んでしまう若い嫁さんたちが

出てきて、”核家族”という言葉が出来た。

 其れでいて、赤ちゃんをどう育てたらいいのかもわからなく

て、ノイローゼになったり、誰も助けてくれないので、どう

育てたらいいのかわからないという話になり、年長の子育て経

験者のお世話になったりしたのは、どこかおかしくないのだろ

うか?

老人は不潔だとか言って赤ちゃんにさらわせないという人々も

あった。

数ヶ月前だったかNHKテレビで”5世帯の暮らし”が放映されて

いた。はじめの方を見なかったので、なんで、一番若い世帯の

お嫁さんがいないのか気になったが、ご家族がお互い自分の

持ち場、持ち場をしっかりやるだけでなくお互いを思いやり、

助け合っていかれるお姿にはとっても温かい感じがして惹かれ

たが、先人たちの知恵をいただいてこそ上手な子育てが出来て

いたように思うのである

(つづく)

入学式(1)

2010-04-11 16:19:41 | 教育
 近頃テレビで大学の入学式が、放映されているのを何回

も目にしたが、親御さんばかりでなく時にはおじいちゃま、

おばあちゃままで、ご一緒に出席されるとか、時代は変わ

ったなあとつくづく思ったが、家族揃ってお祝いをすると言う

のは微笑ましいことではあるのかもしれないが、学校側が、

大学生の単位の取り方だのいろいろ説明をされているのには

びっくりした。

それほど、現代の大学生は何も自分だけでは出来ないので

あろうか?

 ある女子大では、講師と生徒が一緒になって朝の登校時、

通学してくる学生たちに、自転車に乗りながら携帯電話で

話をしているのは危険だからやめなさいとか、即席ラーメン

を食べながら歩いてくるのはいけないとか注意をしていると

か、ご近所からの様ざまな苦情があって、其れを改善するた

めに、はじめられたと言う話であった。

 又、ある大学では、一般の常識からまず、教えないといけ

ないので、ごみの分別から教えると言う話で、勉強、勉強と

言われすぎて勉強しかできないと言うのかと思ったが、其の

勉強も満足に出来ていないと言うではないか、文章も半数は

満足に書けないし、漢字も間違いだらけという。

しかも大学に入って何を専攻したらいいのかもわからないと

か、天然の資源の乏しい日本の唯一の資源とも言える人材が

こんなではお先真っ暗と思うのは私だけだろうか?



(つづく)

       



教育と環境

2010-02-19 07:23:52 | 教育
昔読んだ本に児童心理学の先生ご夫妻のご家庭の息子さんの

お話があった。

いつも自分が何かやりたくなると、必ずそこに必要なものが

準備されていたと。

だからよかったと言っておられたわけではなかったと思う。

あまりにお子さんの発達段階にあわせて、先へ先へと準備さ

れてしまうとやりたい気持ちを半減させてしまうこともある

ということのようだった。

 私はどうも今の日本のお子さんたちを見ていると、それと

同じような感じを受けてしまう。

ごく小さい時から、ちょっとお子さんが興味を示せば、すぐ

そのお道具を買って与えてしまい、いい先生をつける。

ものによっては、それでないと間に合わないものもある

かもしれないが、一般には、もうちょっと我慢をさせて本当

にやりたいかどうかをよく見極めてからの方がいいのではな

いだろうか?

大人が楽しそうにやって見せて、子供さんには手を触れさせ

ないでおく。

どうしてもやりたがったら、もう少し大きくなったらねと言う

だけにしておくと、子供さんはだんだん、だんだんやりたく

てたまらなくなるものだ。

そこまで待たせた方が、子供さんは集中力も増し、早く上達

するような気がするのだが・・・?

緑道清掃

2010-01-29 07:29:04 | 教育
 昨日は地域の小学校の催しに参加した。

 天気予報は昼ごろから雨だったので、お掃除が

終わる頃は雨に降られるのではと心配したが、幸

い真っ黒い雲が出始めてはいたが、雨にはならず

子供さんたちの可愛い様子を思い出に帰宅するこ

とができた。

その時のエピソードを一つだけ皆さんにお話した

くなりました。

昨日お掃除した場所は、車が通らない通学路だっ

たので、殆ど塵がなく、たまにタバコの吸殻や、

キャンデイの紙の切れ端が落ちているくらいのもの

でしたが、大きな木が両側に生い茂っているところ

ですので、たくさんの落ち葉が風に舞っていたの

です。それを堆肥にすることを子供さんたちに教え

ることを目的として、小さな塵も分別して、木の葉

を子供さんの持っているビニール袋に入れてあげる

ことになったのですが、私ともう一人の友達の傍に

来たこどもさんは、1年生の中でも一番小さいくら

いに思えた可愛い坊ちゃんでしたが、私が、木の葉

を袋へ入れようとすると、

”僕、要らない。重たくなるから。”と、断られた

のです。

私たちはびっくりしましたが、無理強いはしません

でした。

でも、その坊ちゃんは他の子供さんたちの生き生き

として楽しそうに木の葉をたくさん入れた袋を持って

あちこち飛び回っているのを見たからか、途中から、

本当に楽しそうに木の葉を集めるようになっていた

のです。

私たちはほっとしました。

”みんながんばっているね”と声をかけ、又次回も

参加したいと思いながら、子供さんたちとのひと時

を楽しんでいたのです。

電子辞書

2010-01-23 10:05:58 | 教育
 世の中いろいろと便利なものができて本当に

嬉しい。

もう50年近くも前のことになるのだろうか

共働きのお若いご夫婦が泣いて喜んだと話題に

なった電気炊飯器や、洗濯機は、私など今でも

時々、それ以前の暮らしを振り返ってみては

ありがたいことだなと、開発者に感謝したく

なる。そういう風に便利になったのはいいが、

あまり喜べないものも中にはあるような気が

している。

その1つが電子辞書である。確かにいい事は

いいと言えるのではあるが、何だか、私は、

そのお蔭で、子供たちの言葉の語彙に影響が

あるように思えてならないのだ。

電子辞書は、確かにすばらしいものではある

のだが、急いでいるときに使うものではない

のだろうか?

 戦争のお蔭で大事な教育を受けていられる

期間に思うように勉強する時間に恵まれなか

った私たちの世代からみても、今の子供たち

は語彙も少なければ漢字も知らないような気

がして仕方がない。

なぜ辞書に拘るのかというと、辞書をひくと、

そのとき調べようと思っていた言葉以外の文字

が目に入ってくるのである。それで、脱線して

しまうものではないかと思うが、そこで辞書と

遊んで、いろいろな言葉を覚えてきたような気

がするのだが、電子辞書ではもうすぐその言葉

が出てしまうので、遊びようがないのではないか。

勿論電子辞書の開発が悪いなんて言うつもりは

毛頭ない。

使い方の問題であるからだ。


食欲の秋(2)

2009-11-01 07:04:27 | 教育
 這えば立て、立てば歩めの親心と言うが、溢れるような

愛情を持ってお子さんを育てるのは結構なことではあるが、

あまりにも過ぎると、お子さんに負担を掛けすぎる。

どっちみち、親のDNAを受け継いでいるのだから、自分たち

より、そんなによくも悪くもならないと思った方が無難で

ある気がするのだ。

食欲のないお子さんに無理やり食べさせようとしている親御

さんを見ると、大抵スマートな美人が多い。

大体子供さんに食べろ食べろと言うお母さんは口うるさい方

が多いし怒り過ぎるのではないだろうか?

食事はただ単にお子さんを大きく育てるために食べさせなけ

ればならないものではなくて、いろいろな生活習慣の元にな

るものを子供の身につけさせるためのものでもある。

ご自分の都合によって食事の時間は早くなったり遅くなたり

決められていない方が多いような気がするのだが、できれば、

食事の時間は決められた時間にするべきではないだろかと私は

思っている。子供さんが大きくなれば、そういうことは不可能

になりやすいが、ごく小さいうちは親御さんの決意次第でどう

にでもなりそうではないか。もっともおじいちゃんおばあちゃん

のお世話があるお宅であれば、なかなか若いお母さんの思い通

りにはいかないかもしれないが・・・。

 そんなことと思われるだろうが、私は案外大事なことと思って

いる。何故なら、おいしく食事を取るために食事の前にしておか

なければならないことがいろいろあるはずである。

それをだんだん上手にできるようにするために赤ちゃんの頃から、

試行錯誤しながら、親子でよい習慣作りをしていかなければなら

ないと考えている。

   (つづく)

食欲の秋(1)

2009-10-31 15:41:41 | 教育
 人間様ならずとも秋には来るべき冬に備えて、動物なども

必死でいろいろと体の中に栄養分を蓄えておこうとするから、

自然と太ってくるのであろうと思うが、お子様の体質にもよ

るのかもしれないが、中には食が細くて困っておられる方々

もある。

 昔息子たちが幼かった頃には、

 "お宅のお子さんはいいわね。何でもよく召し上げって”と、

よく言われてものだ。

 そういわれて見れば、私は本当に幸せなのかもしれないと

思っていた。何の苦労もしないで子供たちが本当によく食べて

くれたのだから。

でも、この年になってくると、食べたくないお子さんの気持ち

もわかってくるような気がするのだ。

以前、夫がお土産に何かを買ってきてくれたときに、それが私

の好物であったのにもかかわらず、あまりにも夫に食べろ食べろ

と言われ過ぎて、食べることは食べたが、何かおいしさが半減し

たような気がしたことがある。

やはり、おいしく食べるには、食べたいときに、食べたいように

食べないと、おいしくないのではなかろうか?

それに楽しい気分で食べたいものだとも思うのだ。

(つづく)