最近のマスコミ、メディアのていたらくぶりはちょっと酷いというか、情けない。
ものの現象ばかりを捉えて、あれこれとまるで三流タブロイド誌なみの浅ましさ。
現象はよろしいので、その本質を明らかにすべきなんである。
小保方さんの問題も然り。
キャスターがまるで嘘つきのような扱い方をしていた。
では、もしSTAP細胞が存在するとしたら、どうであろうか・・・・。
彼女が単に売名行為だけで、あんなことをするのだろうか。
ダグラス・マクレガーのY理論派の私としては、仕事もそうだけど、いつも人を見る目は性善説を採る。
人は生まれながらに善人なのだ。
だから目覚めさせればちゃんと素晴らしい仕事をするものだと思っている。
したがってその人がイキイキと仕事を始めるように目覚めさせるのが管理者の大切な仕事なのだ。
世の中にはいろんな人がいるから、私の価値観がすべて通用するわけではないのだが、やる気を引き出すにはセルフモチベーションを刺激する他ないんである。
枠にはめてその人をコントロールしようとしても、それは一時のことでしか終わらない。
大切なことはいかに考えているかを引き出すこと。
そしてそのスキルは性善説に基づかないと身につかないものだと思う。
仕事では部下に「木を見ず森を見よ、森を見ず山を見よ」と言ってきた。
目先の問題にばかりとらわれていると戦術家で終わってしまうざ。
戦略の見える管理者になれ・・・・。
最近、若い職員向けの勉強会でいつも戦略の重要性を説く。
想いは伝わっていかねばならない。
そして一人でも多くの若手の人を目覚めさせねばならないのだと思う。
「木を見ず、森を見よ」である。