木の葉の散る道舞い散る中を睡眠不足の電車は走る
風竿
とてもよくしてくれたミシンかかえてもう少しあなたを待ってみる
笹井宏之
昨年の暮れに突然私を襲った顔面神経痛も、通院治療と強いステロイド系の薬で何とか元に戻ってきた。
とは云っても元々顔面神経痛のような顔をしていたので、どうってことはないのだが、それでもお客様を相手にする仕事なので、困り果てたものだった。
それでも年末のお客様訪問の時期でもあって、無理を押して寒風が吹きすさぶ佐世保の街を西へ東へと走り回った。
落ちた右側の顔を右手で頬杖をついて持ち上げながらお話をしていたのだが、笑うと顔が引きつったようになるので、実に困った。
それが、やっとにっこりと笑えるようになってきたのである。
当たり前のことがこんなに嬉しいとは・・・・・。
一昨日からは口笛もちゃんと吹けるようになった。
嬉しくてこのところ口笛ばかり吹いている。
いやはや、当たり前のことがこんなに有難いとは・・・・。
よく云われることではあるが、病気になって初めて健康の有難さに気付くのだと。
まさにそうなんである。
62歳のこの歳になるまで入院したことなど一度もない。
風邪くらいはひいたことはあるが、大病はしたことがない。
尤も、酷い胃潰瘍は何度もやっているが、それもほったらかしで治してきたものだ。
バンドで唄うときなど、まだ30曲くらいは連続していける。
そんな自分を過信していたのだろうか・・・・・。
正月はあまり出歩かず、殆どを家でゴロリと寝転がって過ごした。
体力を回復させることが一番だと考えたからである。
深夜のブログももうそろそろカイゼンしなければと思いつつも、身にあまるアクセスを前にすると、いつしかパソコンに向っているいま
いまに生きることの現れではあるのだが、
いまの延長線上に未来があるのだから、早寝早起きをして健康的な生活を送らなければいけない。
ねえ、宵っ張りの貴女・・・・・。
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