佐世保まで46キロ、片道1時間のマイカー通勤の道すがら
いつしか季節が変わり往くのを実感しながら走る。
少しづつ、私達に悟られないように気をつけながら
季節は確実に廻っている。
それは・・・・私たちがいつしか歳をとっているのに似ている。
時はけして立ち止まらないものではあるが、
気付いたら周りの景色が変わっていたなんてよくある話。
例えば、道端に舞い落ちた一枚の枯葉にも人生があったのだ。
路傍の誰も見向きもしない雨に濡れた枯葉にも、青々と新緑に光り輝いた時があったのである。
帰りは佐世保中央インターから大塔を抜けるまで、いつも渋滞に巻き込まれることから家にたどり着くまで、約1時間半。
通勤はきついのだが、それでも佐世保に行くのは楽しい。
若い職員さんが輝きだしたからだ。
今日も一緒に勉強会をやった。
特にたいしたことも教えられないものの、彼らとの本音のやりとりは実に楽しい。
一貫して戦略的なものの見方、考え方を教え込んでいるのだが、素直な反応が実に嬉しいのである。
だから・・・・いつも本気で、本音で彼らに訴える。
どんなに苦しかったことも、ありのままに話す。
ノウハウとは命がけで本気で取り組まないと与えられないもの。
その本気印を引き出そうとやってきたのが私。
1年3ヶ月、少しは土に水が沁み込んでくれたろうか・・・・。
今は不毛の大地でも、やがてここがオアシスになるのだ。
それを信じて今日も通勤の風景をみつめる。
季節は少しづつではあるが、着実に巡っている。
そして周りの風景も、少しづつ変わっているのだ。
若い職員さんたちを見ているとそう思える。
私の風景である。
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