風竿の「人生の達人」烈伝

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百日紅(さるすべり)

2013年08月19日 23時28分19秒 | 風竿日記

サルもすべる木なのだそうだ。

その木が、今年も我が家の玄関横で美しい花を咲かせている。

しかもこんな、ヒリヒリするように暑いのに、すこぶる元気なんである。

そもそも、ピンクの花ミズキが植えられていた由緒ある場所なのだけれど、

はからずも、残念ながらも、枯れてしまったので、

5年ほど前だったろうか、夏に咲く花を観たかったことから私が植えた木。

この花は虫にも強く、中々おりこうさんなんである。

しかも花の期間が結構、「長ーい」のが売り。

原産地は中国なのだという。

江戸時代に日本に持ち込まれたのだそうだ。

  

そういえば、京劇のヒロインに似ていなくもない。

自己中心主義的な中国にも、こんなステキな花が原産していたことを聞いて何故かホッとした。

いや、待てよ、文化大革命を起こした衛兵というのも居たなあ。

共産圏のともいえなくもない・・・・。

しかも折も折、東シナ海も南シナ海も、中国が突然領有権を主張してきて、各国とヒリヒリするキナ臭い摩擦熱を醸し出している。

東シナ海から南シナ海までを他国が入ってこれなくするという、壮大な国家戦略なんである。

いやいや、そんな比較論を持ち出しては花が可哀想

花は何の計らいも無くただひたすら咲くのみなのだ。

 

尖閣も海洋資源も何の関係も無く咲く。

たとえ原産国が中国であろうと、現実にこの真夏の暑い盛りに、日本人たる私の心を潤してくれているのだ。

さて・・・・・・、

外交もすべからく、この花のようにいかぬものであろうか・・・・。

韓国も槿(むくげ)という素晴らしい花がある。

そしてその花も日本で多くの人に愛されている。

桜はまったく逆の例であろう。

花は教えてくれているのだ。

花と同じように、隣人を愛さねばならない。

政治の道具にちっちゃな島を使う韓国民主党も、中国共産党も大嫌いだけれど、

花は愛せるのだから、

いつの日にか、違う民族とも一緒に花を愛でる日がくることを信じたいものだ。

我が家の百日紅の木から国際問題まで発展してしまった。

世の中のご縁としがらみというものは、そういうものなのかも知れない。

 

 

 


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