風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

アーバンな風景の中で

2012年12月03日 22時56分47秒 | 風竿日記

基本的に東京に住みたいなんて、まったくもって、全然思わないのだが、たまの出張で行くには確かにステキな街ではある。

あらゆる日本中の情報が集まる中心地であるし、

政治経済の中枢都市でもあることを疑う人は1人もいない。

私が今回泊まったホテルは、とても瀟洒で綺麗な建物。

ベッドの窓からレインボーブリッジは見えるし、ライブハウスのある六本木には近いわで、とても便利なホテルでありました。

アジュール竹芝という名前のシティホテル

しかし、ベッドから景色を眺めながら、最近何故東京に一極集中してしまったのだろうと思うようになりました。

お上は、金融機関にサスティナビリティーとか事業継続維持態勢というのを厳しくご指導なさるのですが、

いざ、東京に噂の直下型地震が本当に襲ったら、どうなるのでしょう。

一体誰が災害対応策の一切を仕切るのか・・・・・。

霞ヶ関が、永田町が地震に襲われたら、一体この国のガバナンスは・・・

危機管理は東京にこそ、最も必要とされるスキルではと思えてなりません。

例えば敵国のミサイルが原発をターゲットにしたら・・・・

原子爆弾なんて不要なのですからね。

そんな余計なことを考えさせる北朝鮮のミサイル発射計画であります。

 

東京に行けば何でもあるというのは、国家としては実はいけないことではと思うのです。

合理性を追求するあまり、それが崩壊した時の非合理性をちゃんと長期的な国家戦略に組み入れておかないと、

日本はすぐに機能不全を起こしてしまいかねません。

だからどうでしょう。思い切って地震の少ない、温泉もある、この武雄市に国会をもってきたら・・・・。

大学も東京ばかりに集中するのではなく、武雄大学があっても・・・・。

そういえば、如蘭熟を中国語の単科大学にしたらと、随分前の市長様にご提言したものでした。

一笑に付されたけれど・・・・。

とまあ、アーバンなホテルで夜明け前に見た夢みたいな話とお笑いかも知れませんが・・・・。

ゴミゴミした無機質な大都会で政策を廻らすよりかは、伸び伸びとした大自然に囲まれた武雄市で、じっくりとこの国のゆくすえを考えた方が

絶対にいいアイデアが浮かぶと思いますがねぇ。

今度の衆議院選挙は自民党が第一党に返り咲くのでしょうが、そしてその方がいいようにも思えますが・・・・。

自民党にしっかり考えて貰わなくてはいけないことは・・・・

先の選挙で民主党が掲げたマニフェストは確かに理想論だったかも知れませんが、大切なことは、それを国民が望んでいたということ・・・。

自民党にはうんざりだったということ・・・・。

ただ民主党には政治を遂行する経験も知恵も無かったということなんです。云ってることは的を得ていた。少なくとも政権交代する前までは。

自民党は、この出発点に立ち返って安倍センセイには謙虚に闘って貰いたい。口を尖らせて民主党を攻撃するばかりでは、相手と同じレベルになってしまう。

亡くなった三宅久之先生が期待していたのですからね。

 

ともあれ、地方の疲弊は、即ち日本の疲弊に繋がることを理解した上で

国家百年の大計を論じる、真の政治家の出現を切望しますね。

しかし、これも浅き夢かも知れません。

第三、第四極の出現で、政党ばかりが花盛りの選挙となりそうですが

本当の民主主義が日本に定着するための過渡期であると思いたいものです。

 さて、日本の夜明けは一体いつになるんだろう。