武雄温泉の旅館街がこのところピンチなんである。
楼門朝市の地道な頑張りで、温泉通りの賑わいは随分と花が咲いているのであるが、いわゆる宿泊型観光については、全国的に名の通るような印象的なイベントをぶつけたい所。
がばいばあちゃんも一段落の感もあり、新しい何かを仕掛けなくてはならない時期にきている。
ところで武雄の団塊の世代10人に「ビートルズを好きか?」と質問調査したところ、8人が好きだと応えた。
武雄の人々はビートルズが好きなんである。
というよりビートルズフアンには一代、二代、三代世代が存在していて若い皆さんにもファンが多く、層が厚いのが魅力なのだ。
団塊の世代は次々とリタイア生活に入っていて、パッケージ型ではない個性的な観光を好むというマーケティング結果が発表されているが、武雄を世界的に人気のあるビートルズの街にしたらどうであろうか・・・・。
ターゲットをビートルズ世代の団塊の世代に据えて、温泉とタイアップすれば、ハートをきっちり掴むのは間違いない。
実は東京に行ったときは必ず顔を出すライブハウスがある。
六本木の「ABBEY ROAD」がそこなんであるが、そこのハウスバンドである「PARROTS」は毎年イギリスのマンチェスターで行われている世界的なビートルズのコピーバンドの祭典である
「ビートルズ・コンベンション」でトリを務めるという世界で名実共にナンバーワンのトリビュートバンドなのだが、そこのリーダーのチャッピーこと吉井君とは長年のお友達関係なんである。
彼の唄うジョンレノンのパートは絶品の一言、まるでジョンが乗り移ったような凄みさえある。
さすがに世界中が認めただけのことはある。
そして今回の出張で彼と温泉観光都市武雄で「ビートルズ・コンベンション・イン・ジャパン」をやったらどうだろうということになったんである。
一応ホテル・旅館が閑散となる夏にかけて、一週間くらいのビートルズ・ウィークスを設け、街中至る所で日本中からビートルズのコピーバンドが集まり演奏をするんである。
バンドには必ず取り巻きがついてくるところが狙い目。
そして最後の日はコンテストを実施して日本でナンバーワンのコピーバンドを選ぶという嗜好。
審査委員は何と吉井君が務めてくれるというのだ。
そういったイベントを実施することによって「ビートルズの街」宣言が堂々と出来ることとなる。
要はブランド化、早く宣言した方が勝ちの世界が無数に観光資源としては、まだまだ転がっているものなのだ。
演奏場所は街中至る所にある。
宇宙科学館から温泉ハイツ、宮崎さんのペンション、温泉通りのホテル旅館は勿論、鷺の森公園、宮野町夢本陣、市役所前公園、楼門前、ウイスキーハウス郷、デイアジョン、赤いさそり、ライブハウス・スタジオインプット、武雄センチュリーホテル内の阿羅漢、勿論文化の殿堂武雄市文化会館、武雄物産館、数えれば切りがない位なんである。
そしてコピーバンドは日本中に数限りないくらいに存在しているのだ。武雄周辺だって4バンドはあるくらいなのだ。
世界最高のバンドと認定された「PARROTS」は、もし武雄がやるんだったら、その時は全面的に協力すると言ってくれた。
六本木「ABBY ROAD」の店長も協力をすると快諾。
ビートルズウイークスの時は松原通りを「アビーロード」と呼び、温泉通りは「ストロベリーフィールズ」と呼ぶ中町は「ペニー・レーン」あと川良のAコープ付近は「ジョン・レノン通り」川端は「リンゴ通り、宮野町は「ポール・マッカートニー・アベニュー」、駅周辺は「ジョージ・ハリソン・タウン」保養村は「アップル・ヴィレッジ」他にもビートルズに因んだ名前に衣替えをするんである。
ウイークスの間はまちなかでビートルズの音楽が溢れかえる仕掛けが大切。
それから一年を通じて、ビートルズ絡みの小さなイベントをどこかで必ずやるようにすればいい。
日本のリバプールとして武雄と温泉をしっかりアピールして、日本中からたくさんお客さんをわが武雄に呼びたいものである。
PARROTSに興味があるお方は9月2日、3日九州ひぜん信用金庫が企画する「東京ビジネス・サミット視察ツアー」にご参加いただければ私がそのライブハウスにご案内いたしますよ。
それでは「ビートルズ・コンベンション」とはどういうものか、YoutubeでPARROTSが出演した時のものがありましたので、是非ご覧下さい。
凄い人が集まっています。
<!-- Around The Parrots Promotion Video - Beatles Tribute / Drive My Car -->
おまけにパロッツ のリーダー吉井君の絶品と言われるジョン・レノンヴォイスで「Mr.Moon light」をお聴きください。凄いよ・・・。
<!-- The Beatles Mr.moonlight ~The parrots~ アンプラグドライブ -->
ついでに・・・「ツイスト・アンド・シャウト 」まで
<!-- The Parrots - Twist and Shout - The Beatles Tribute -->