奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2834)

2024-07-11 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「寿命が尽きる2年前(久坂部羊著・幻冬舎新書2022刊)」を読んだ。---------

久坂部羊(くさかべよう1955生れ)氏は、阪大(医学部)卒。外科&麻酔科で研修/大阪府立成人病センターや在外公館医務官を務めた。帰国後は在宅医療に従事している。2003“廃用身”で小説家デビュー。2014“悪医”で日本医療小説大賞受賞。---------

この本「寿命が尽きる2年前」の目次は次の通り。“寿命とは何か”、“寿命を延ばす方法”、“寿命に逆らう苦しみ”、“2年後の死は予測できるか”、“現代日本は心配社会”、“どちらに転んでも悩ましい現代医療”、“望ましい最期のお手本”、“寿命が尽きる2年前にすべきこと”----------

この本「寿命が尽きる2年前」の内容紹介文は次の通り。2年後に死ぬと分かったら/貴方は何を想うでしょう。この時点で/“何時までも元気で長生き”と云う理想の選択肢は失くなります。だが/うろたえ/嘆き続ける訳にもいかない。たった一度の人生を終えるのです。もっと大事なことがある筈です。人は皆自分の寿命を生きる。そもそも寿命とは何か。戦後一貫して日本人の平均寿命は延びている。自分の寿命は何処まで延ばせるか。“死を受け入れるのは難しい”と人は言うが/その達人はいるのか/楽な方法はあるのか。悔いなき人生を全うするには。--------

久坂部羊氏の本は既読感があるけれど面白い。純文学に憧れておられたが/ある時/エンターテイメントに路線変更されたそうであり/未だ著名な賞は獲得されていない。後2年などとなれば/畢竟(ひっきょう)焦られるだろうと思った。

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