奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2828)

2024-07-05 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「夏至」について。----------

今年(2024)の夏至(げし)は、6月21日(金)でしたね。--------

夏至は中国の太陰太陽暦における二十四節季の一つ。夏至には“日長きこと至る(きわまる)”と云う意味が有り/日本を含む北半球では一年の中で最も昼の時間が長くなり/太陽の南中高度が最も高くなる日だ。一方/南半球では逆に一年の中で昼の時間が最も短くなる。日本では田植えの時期と云う理由から/大きなお祭りは余り行われていないが/地方に独特の風習が根付いている。---------

一年で最も昼の時間が長くなる日/夏至。因(ちな)みに/国立天文台のホームページに拠(よ)ると/東京の日の出時刻は4時26分/日の入りは19時00分。---------

確かに昼の時間は14時間34分となり/日照時間が長いために/夜に冷却する時間が減って地上は熱せられ/蓄熱される。でも季節的に夏のイメージは8月となっている。----------

昨今/温暖化の進行が顕著であり/夏至が暑さのピークと云っても可笑しくない位に/暑さの襲来は早い、----------

夏至の日(2024.6.21)の月齢は14.6日で/その翌日(6月22日)が月齢15.6日の満月でした。偶々(たまたま)日にちが一日違いとなっているけれど/そのように重なり易いと云った周期性は無い。---------

処で/6月14日の月齢7.6日の上弦月を観た時/午後7時前頃/晴れ渡った南の空に/右半分が太陽に照らされた上弦月が見えた。勿論/弓張り月の名の通り/弦は真っ直ぐに垂直に張られているのだ。---------

では/上弦の“上(うえ)”の意味は何だろうと/その昔/誰かに尋ねたら/夜が更けて月が西の空に沈む頃には/弦はどんどんと右に傾いて水平になるのだと教えられた。

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