21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

東電の新入社員の配属先。

2011年04月01日 13時58分10秒 | Weblog
4月1日と言えば、新社会人の入社日

そこで、東京電力の新入社員の配属が疑問になった。

福島原発では、「関係協力会社」の社員や、自衛隊員、消防が決死の活動をしている。

とは言え、東電本社の社員が危険な原発に行く心配はないのだろうね。

福島原発と女川原発

2011年04月01日 13時26分20秒 | Weblog
福島県にある東京電力の福島第一原発が大問題になっている。

福島第一原発よりも約110km震源地に近いところに「女川原発」がある。

宮城県の東北電力の女川原発。

地震の影響で運転停止にはなっているが、大きな被害は出ていない。



そこよりも、110kmも震源地から離れていた福島第一原発が、なぜ爆発したのか?

天災ではない。人災である。



具体的には、想定していた津波の高さが、東北電力と東京電力で異なっていたことがあげられる。

過去に30m以上の津波の記録したのは1993年の北海道の北の地震。北西沖地震?

17年前に起きた津波と同じ高さを想定していないのは、大問題。


週刊誌やタブロイド紙に出てくる話だと、
東京電力と原子力安全委員会、経済産業省の「裏の関係」が問題らしい。

最終的には、東京電力と癒着している経済産業省が「血税」を使って東京電力を救済する。って噂もある。


「学歴社会」は無くなった。と言われても、不祥事が起きた時は経営トップに「東京大学卒」がいると、官僚組織の中心にいる「東京大学卒の同級生」が、血税を使って助けてくれるから、楽だよね。

仕事が出来ないのに、「潜在能力がある」と言い、
不祥事が起きたら「想定外」だと言って、責任を逃れ、
被害が拡大したら「第2の敗戦」だと言って、国に救済を求める。

倫理崩壊(モラル・ハザード)が起きて、「失われた20年」が終わりそうにないのも納得。

被災孤児について、

2011年04月01日 11時52分09秒 | Weblog
海岸線に広がる街で、高台の上にある小学校。

街にいた家族は津波に飲み込まれてしまったけれど、学校にいた子供は助かった。って話を聞く。

学校単位、数百人単位で「被災孤児」が出たようだ。


被災地で子供たちを引き取れる余裕のある家庭は少ないと思う。
全国にいる親戚などを頼って、子供たちがバラバラに引き取られ、友達と分かればなれになるのは哀しい。

特に、津波で家族を失った後、友達とも引き離されるのは、幼い子供たちの心に負担が大きい。と思う。


子供たちがまとまって生活できる施設が必要だ。


だからと言って、新しく建設する必要はない。既存の施設を使えば良い。


今日の日本経済新聞によると、岩手県(を始めに東北)に全寮制の小中学校を新しく建設することにした。らしい。岩手県を地盤にしている国会議員は嫌いだ。過去には、建設会社から裏金を貰っていたのではないかとの、疑惑もあった。

なぜ、国難の時に「私欲」しか考えてないのか・・・・・



3歳で「孤児」になった子供がいるとしよう。友達と引き離して全国に養子に出すのは可哀想だ。
とは言え、18歳になって高校を卒業して、「全寮制の施設」を出ていくまでは15年しかない。
そして、15歳で孤児になって子であれば、利用するのは3年間だ。

最大で15年間しか利用しない施設を大がかりに建設する必要がどこにあるのか?


オリンピック選手の養成所や、その他保養施設、合宿所等、
宿泊・食事施設と学習施設が隣接しているところは無数にある。

東京都内でも閉校予定の学校が多くあり、集団生活できる施設も多くある。

なぜ、建設会社の利益を増やそうとするのか? 「全寮制の施設建設ナシ」でも15万棟以上の建物が崩壊しており、建設業者には十分な仕事がある。瓦礫の撤去や上下水道の整備も重要だ。

全寮制の施設の整備に従事する人が増えれば、都市再建の仕事をできる人が減る。



都市再生を遅らせてまで、最大で15年しか使わない施設の建設を進めようとする理由は何だ?
利権か?


オリンピック選手の養成所に余裕があるうちは、そこに子供たちを移せばいいと思う。