中山七里 『恩讐の鎮魂曲』
御子柴シリーズ3作目。
腕はいいけれども、裁判の為ならば手段を選ばず、且つ莫大な報酬を要求する弁護士、御子柴礼司が主人公。
少年時代に大きな事件を起こしたことがある御子柴。
名前を買え、弁護士となっているのだが、前作で世間に過去の事件が知れわたってしまいました。
そんな時、少年院時代の教官である恩師が、入所している老人ホームで職員を撲殺し、逮捕される。
御子柴は強引な手を使い、弁護することになったのだが、
恩師の武見は罪を認め、自ら罰を受けようとしている。
前作を読み終えて、次の展開はどうなるのかと思っていましたが、
大変な状況のなかでの、裁判です。
そのことは、御子柴はそれほど動じてはいませんが、
この恩師の事件を知り、恩師と再会をして、裁判に挑む御子柴の姿は、
前作とちょびっと違うのを感じます。
今までの作品に比べると、どんでん返しはそれほど感じませんでしたが、
事件の真実や繋がりが、次々と出てきて、話に引き込まれていきました。
続編もあるようです。
あらすじを読んだら、楽しみだ~
今作は驚愕はないんだけど、とても引き込まれていくストーリーでした。
そしてまさに今俺は続編の「悪徳の輪舞曲」読んでいます。
御子柴シリーズ大好きです☆
落ち込んでいたら、freedombearさんのブログで、文庫本出てたことを知り、慌てて買ってきました。
お父さんの方が、中山七里さんに嵌っていて、『嗤う淑女 』も買ってきてくれたので読みました。どんでん返しがチラッとあって面白かったです。
今回は違った意味でよかったですね~
次も早く読みたいです!
いいなぁ~
めっちゃ羨ましいです!
そうそう、表紙が変わるとき、
別の出版社で再び文庫本が出版されるとき、
同じ本を買ったことがありあす。
凹みました・・