有川浩 『キケン』
舞台は、成南電気工科大学のサークル、機械制御研究部。
略称、「機研(キケン)」。
このキケンは、危険の意味もあった。
なぜならば、危険人物に率いられたサークルでもあったから。
面白かったー
主人公たちは理系男子。
ほぼ、女子は出てきません。
なので、恋愛要素はあまりありません(ないわけではないですが・・)
有川作品にしては、珍しいですねー
でも、全然楽しめました。
主人公の一人が、十年前の「キケン」での出来事を妻に語るという設定で、
その構成がとても良く作用していました。
あらゆることに全力投球。
羨ましくなる青春物語です。
俺の有川浩デビューの本です。
この本で有川浩にハマっちゃったんです。
面白かったですよね~。
キャラクターが魅力的で生き生きしていて。
そして最後はジーンとさせてもらいました☆
この頃はまだ男性の作家さんだと思って疑っていなかった(笑
この作品が初有川作品だったんですねー
私もはじめ男性だと思ってました~