5月23日(木)の夜にサントリー・ホールで、N響の定期演奏会を聴く。9割程度の入り。曲目は前半がブラームスのピアノ協奏曲1番。20分の休憩後、ニルセンの交響曲2番だった。終演は8時50分頃。
前半のピアノ協奏曲は、チェコ出身のピアニスト、ルドルフ・ブフビンダーがピアノを弾いた。強い音を出しても常に柔らかい音色で、オーケストラと完全に溶け合った演奏。ルイージの指揮とうまく調和した。ピアノが際立って感心するというのはよくあるが、こんなにうまくオケと調和する演奏も珍しく感じた。ブラームスの曲も、それを狙って書いているのだろう。
後半はニルセンの交響曲だが、「四つの気質」と題されている。4つの気質とは中世においてよく絵画に描かれた題材で、人間の体内の4つの液に基づいた性格分類がなされている。短気、沈着、憂鬱、陽気などと訳されているが、交響曲の4つの楽章が、それぞれの気質に合わせて書かれていた。普通、こうした標題音楽は、「交響詩」などと呼ばれて「交響曲」とは呼ばれないが、この交響曲2番は標題音楽的な要素があるので、わかりやすいというか、とても聞きやすかった。
珍しい曲だったが、とても楽しんで聞いた。帰りがけにいつものスペインバルで軽い食事。生ハム、トルティージャ、イワシのエスカベッシェ、生ハムのクリームコロッケ、マグロのパプリカ煮込みなど。
前半のピアノ協奏曲は、チェコ出身のピアニスト、ルドルフ・ブフビンダーがピアノを弾いた。強い音を出しても常に柔らかい音色で、オーケストラと完全に溶け合った演奏。ルイージの指揮とうまく調和した。ピアノが際立って感心するというのはよくあるが、こんなにうまくオケと調和する演奏も珍しく感じた。ブラームスの曲も、それを狙って書いているのだろう。
後半はニルセンの交響曲だが、「四つの気質」と題されている。4つの気質とは中世においてよく絵画に描かれた題材で、人間の体内の4つの液に基づいた性格分類がなされている。短気、沈着、憂鬱、陽気などと訳されているが、交響曲の4つの楽章が、それぞれの気質に合わせて書かれていた。普通、こうした標題音楽は、「交響詩」などと呼ばれて「交響曲」とは呼ばれないが、この交響曲2番は標題音楽的な要素があるので、わかりやすいというか、とても聞きやすかった。
珍しい曲だったが、とても楽しんで聞いた。帰りがけにいつものスペインバルで軽い食事。生ハム、トルティージャ、イワシのエスカベッシェ、生ハムのクリームコロッケ、マグロのパプリカ煮込みなど。
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