9月22日(木)の夜にサントリーホールで、N響を聞く。9割程度の入り。素手でチケットをちぎってくれるようになったが、まだアルコール消毒とマスクを求められる。ブロードウェイでも、7月からはマスク不要になったので、早く日本でもやめてほしいものだ。
今シーズン開幕の演奏会で、新たに首席指揮者となったファヴィオ・ルイージの指揮。最初はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で、ヴァイオリンはジェームズ・エーネス。N響とはもう20年以上も共演しているというが、聞くのは初めて。素晴らしいの一言に尽きる、見事な演奏。低音から高音まで美しい音色で柔らかく聞かせるだけでなく、途中のカデンツァでは、重音を使いながら二声の旋律を、それぞれ別の表情を付けながら聞かせた。思わず聞きほれた。こういう演奏を聴くと、嬉しくなってしまう。
後半は編成を大きくしてブラームスの交響曲2番。ベートーヴェン的な雰囲気を残しながらも、ブラームスらしい音のうねりも感じさせてくれた。ルイージの指揮は端正で表情豊かな音を聞かせてくれる。イタリア人ながら、ドイツの曲を見事に聞かせた。
帰りがけにいつものスペインバルで軽い食事。トルティージャ、生ハム、キノコと卵と生ハムの炒め物、イカ墨のパエージャなど。
今シーズン開幕の演奏会で、新たに首席指揮者となったファヴィオ・ルイージの指揮。最初はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で、ヴァイオリンはジェームズ・エーネス。N響とはもう20年以上も共演しているというが、聞くのは初めて。素晴らしいの一言に尽きる、見事な演奏。低音から高音まで美しい音色で柔らかく聞かせるだけでなく、途中のカデンツァでは、重音を使いながら二声の旋律を、それぞれ別の表情を付けながら聞かせた。思わず聞きほれた。こういう演奏を聴くと、嬉しくなってしまう。
後半は編成を大きくしてブラームスの交響曲2番。ベートーヴェン的な雰囲気を残しながらも、ブラームスらしい音のうねりも感じさせてくれた。ルイージの指揮は端正で表情豊かな音を聞かせてくれる。イタリア人ながら、ドイツの曲を見事に聞かせた。
帰りがけにいつものスペインバルで軽い食事。トルティージャ、生ハム、キノコと卵と生ハムの炒め物、イカ墨のパエージャなど。