6月22日(水)の夜に、サントリー・ホールでN響の定期公演を聴く。鈴木優人の指揮で、バッハの「パッサカリアとフーガ」、ブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」、後半はモーツアルトの「ジュピター」。8割程度の入り。
バッハの「パッサカリアとフーガ」は、原曲はオルガンだが、オーケストラ編曲版になっている。その分音色は変化に富んでいるが、バッハらしい響きは少し欠けたような気もした。最近はピリオド楽器を使った演奏も多いので、現代楽器で演奏すると、どうしてもそうした感じを受けるのだろうと思った。
バッハの後に、突然現代的な響きのブリテンの作品。ヴァイオリンの独奏は郷古廉で、初めて聞いたが、多彩な音色でブリテンを弾き魅惑した。ヴァイオリンは今までにもいろいろと聞いてきたが、こんなにも多様な響きを聴かせることができるのかと改めて認識。郷古の演奏と、鈴木の指揮がよく合い、面白かった。郷古はアンコールで、二声の曲を弾いたが、重音が続く中で二つの旋律が見事に浮き上がって、すごいものだと感心した。
ブリテンの曲で少し緊張したが、後半のモーツアルトのジュピターは、心地よく聞けた。席が前の方だったこともあり、ヴァイオリンの響きがよく聞こえて、こんな風に弾いているのかと、曲を楽しんだ。
帰りがけに、いつものスペインバルで軽い食事。トルティージャ、ハモン、砂肝のアヒージョ、鶏もも肉のアーモンドと卵ソースなど。
バッハの「パッサカリアとフーガ」は、原曲はオルガンだが、オーケストラ編曲版になっている。その分音色は変化に富んでいるが、バッハらしい響きは少し欠けたような気もした。最近はピリオド楽器を使った演奏も多いので、現代楽器で演奏すると、どうしてもそうした感じを受けるのだろうと思った。
バッハの後に、突然現代的な響きのブリテンの作品。ヴァイオリンの独奏は郷古廉で、初めて聞いたが、多彩な音色でブリテンを弾き魅惑した。ヴァイオリンは今までにもいろいろと聞いてきたが、こんなにも多様な響きを聴かせることができるのかと改めて認識。郷古の演奏と、鈴木の指揮がよく合い、面白かった。郷古はアンコールで、二声の曲を弾いたが、重音が続く中で二つの旋律が見事に浮き上がって、すごいものだと感心した。
ブリテンの曲で少し緊張したが、後半のモーツアルトのジュピターは、心地よく聞けた。席が前の方だったこともあり、ヴァイオリンの響きがよく聞こえて、こんな風に弾いているのかと、曲を楽しんだ。
帰りがけに、いつものスペインバルで軽い食事。トルティージャ、ハモン、砂肝のアヒージョ、鶏もも肉のアーモンドと卵ソースなど。