5月30日(火)の夜にプリモ音楽工房で、「ラフマニノフの一夜」と題したコンサートを聴く。30人程度限定のライヴで、インターネット配信もある。今年はラフマニノフ生誕150年とのことで、いろいろとラフマニノフ関係のコンサートが多いが、これもその一つ。ラフマニノフの珍しい室内楽を2曲聞いた。前半がピアノ三重奏曲第2番「悲しみの三重奏曲}、後半はチェロソナタ(ト短調)。
ピアノが松本和将、チェロが江口心一、ヴァイオリンが上里はな子。3人とも素晴らしい音色を聴かせた。最初の松本氏の解説によると、ロシアでは人が亡くなると追悼のためにピアノ三重奏曲を書くらしい。ラフマニノフは、チャイコフスキーの追悼のためにこの曲を書いたとのこと。松本氏の話では、最初にチェロソナタを演奏することが決まり、もう一曲を室内楽で探したが、ラフマニノフの室内楽は少ないので、この曲を選ばざるを得なかったとのこと。あまり、音楽的には出来が良くないので、躊躇したらしい。そのため、あまり演奏される機会がないので、生で聴けるチャンスは大変貴重だとのこと。
一瞬つまらない曲かもしれないと思ったが、聴いてみると、随所にラフマニノフ節が出てきて面白い。50分近い長い曲だが、それぞれの楽器の音にも聞きほれて、あっという間に終わった印象。生誕150周年でこうした曲が聴けるのはありがたいことだ。
後半のチェロソナタは、江口氏のチェロと、松本氏のピアノの掛け合い。江口氏は都響のチェロの副主席だが、さすがにテクニックだけでなく音色が素晴らしいと思った。
ラフマニノフだけでなく、弦楽の音を堪能して、すっかり良い気分になり、またこういうのを聴きたいと思った。
家に帰って、軽い食事。キャベツのサラダ、ソーセージ、アンチョビ・オリーブ、ブリー、ブルーチーズ、クリームチーズなど。飲み物はスペイン産の白と、カオールの赤。
ピアノが松本和将、チェロが江口心一、ヴァイオリンが上里はな子。3人とも素晴らしい音色を聴かせた。最初の松本氏の解説によると、ロシアでは人が亡くなると追悼のためにピアノ三重奏曲を書くらしい。ラフマニノフは、チャイコフスキーの追悼のためにこの曲を書いたとのこと。松本氏の話では、最初にチェロソナタを演奏することが決まり、もう一曲を室内楽で探したが、ラフマニノフの室内楽は少ないので、この曲を選ばざるを得なかったとのこと。あまり、音楽的には出来が良くないので、躊躇したらしい。そのため、あまり演奏される機会がないので、生で聴けるチャンスは大変貴重だとのこと。
一瞬つまらない曲かもしれないと思ったが、聴いてみると、随所にラフマニノフ節が出てきて面白い。50分近い長い曲だが、それぞれの楽器の音にも聞きほれて、あっという間に終わった印象。生誕150周年でこうした曲が聴けるのはありがたいことだ。
後半のチェロソナタは、江口氏のチェロと、松本氏のピアノの掛け合い。江口氏は都響のチェロの副主席だが、さすがにテクニックだけでなく音色が素晴らしいと思った。
ラフマニノフだけでなく、弦楽の音を堪能して、すっかり良い気分になり、またこういうのを聴きたいと思った。
家に帰って、軽い食事。キャベツのサラダ、ソーセージ、アンチョビ・オリーブ、ブリー、ブルーチーズ、クリームチーズなど。飲み物はスペイン産の白と、カオールの赤。