3月23日(水)の夜に東京文化会館小ホールで、東京春音楽祭の「名手たちによる室内楽の極み」を聴く。タイトルがちょっと恥ずかしい気がするが、要するにモーツァルトのディヴェルティメントを2曲演奏するという室内楽コンサート。いろいろなオーケストラの首席奏者クラスが集まっているので、そういう意味では名手たちなのだろう。せっかくの機会だが、入りは悪く4~5割しか入っていなかった。もったいないという感じ。入り口では手袋してチケットをもいでくれた。
最初はk563の変ホ長調。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが各1人づつで、三重奏。普段は四重奏で聴く機会が多いが、三重奏だと一つ一つの楽器の演奏がより際立ってよくわかる。具体的にはヴィオラの音が、いつも影に隠れて聞き取りにくいのだが、三重奏だとヴィオラの音もくっきりと聞こえて、なかなか面白かった。6楽章まであり50分近い曲だが、リズムやテンポが変わり、退屈せずに楽しめる。
後半は17番k334で、一転して大編成。ヴァイオリン6本、ヴィオラ2本、チェロ2本、コントラバス1本に、ホルン2本が加わる。ヴァイオリンは3本ずつ第一と第二に分かれて演奏するので、まるで小さなオーケストラの響きだった。弦ばかりの中にホルンがいるので、浮かないかという心配をしたが、ホルンの柔らかい音色は弦楽器ともとても相性が良かった。こちらも6楽章まであり、50分近い演奏。途中にメヌエットなどが挟まり、変化に富むので退屈しないことも同じ。
オーケストラではこうした室内楽はやらないし、弦楽四重奏楽団でもこうした曲はレパートリーに入らないので、こうした機会はありがたい。また、やってほしいが、入りが悪かったのでちょっと心配だ。
マンボウが明けたので、帰りにいつものスペインバルで軽い食事。トルティージャ、生ハム、クスクスのサラダ、アサリの漁師風、ワタリガニのグラタンなど。
最初はk563の変ホ長調。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが各1人づつで、三重奏。普段は四重奏で聴く機会が多いが、三重奏だと一つ一つの楽器の演奏がより際立ってよくわかる。具体的にはヴィオラの音が、いつも影に隠れて聞き取りにくいのだが、三重奏だとヴィオラの音もくっきりと聞こえて、なかなか面白かった。6楽章まであり50分近い曲だが、リズムやテンポが変わり、退屈せずに楽しめる。
後半は17番k334で、一転して大編成。ヴァイオリン6本、ヴィオラ2本、チェロ2本、コントラバス1本に、ホルン2本が加わる。ヴァイオリンは3本ずつ第一と第二に分かれて演奏するので、まるで小さなオーケストラの響きだった。弦ばかりの中にホルンがいるので、浮かないかという心配をしたが、ホルンの柔らかい音色は弦楽器ともとても相性が良かった。こちらも6楽章まであり、50分近い演奏。途中にメヌエットなどが挟まり、変化に富むので退屈しないことも同じ。
オーケストラではこうした室内楽はやらないし、弦楽四重奏楽団でもこうした曲はレパートリーに入らないので、こうした機会はありがたい。また、やってほしいが、入りが悪かったのでちょっと心配だ。
マンボウが明けたので、帰りにいつものスペインバルで軽い食事。トルティージャ、生ハム、クスクスのサラダ、アサリの漁師風、ワタリガニのグラタンなど。