12月24日(月)の昼に紀尾井ホール(小)で筑前琵琶の演奏会を聴く。14時に始まり、15分の休憩を挟んで、終演は16時20分ごろ。なぜかクリスマス・コンサートと銘打っていて、昨年に続き第二回となっている。小さな会場だが、入りは7割程度。
人間国宝の奥村旭翠の語りと演奏がメインだが、前座で5人による「安達ケ原」が演じられた。若い人(といってもそれなりの年齢だが)中心だが、声もよく出ていて、なかなか聴きごたえがあった。
メインの奥村旭翠は、源平の戦いから木曽義仲の部分を中心に語った。物語の背景は大阪の講談師旭堂南陵が20分間に渡り、いろいろと解説した。若干長いと感じたが、まあ、話は面白い。旭翠の語りは、さすがに人間国宝だけあって、安定しており、琵琶の響きも良かった。
近くで琵琶を見ると、五弦で、フレットがあり、なんとなく西洋の楽器リュートに似ている。恐らく、シルクロードを伝わって、日本にも伝来したのだろう。使われた撥は、三味線より平べったいもので、形も少し異なるが、しみじみとした情感から、戦場面の賑やかな響きまで、いろいろと多様な響きが出るので感心した。
帰りはいつものスペインバルで軽い食事。
人間国宝の奥村旭翠の語りと演奏がメインだが、前座で5人による「安達ケ原」が演じられた。若い人(といってもそれなりの年齢だが)中心だが、声もよく出ていて、なかなか聴きごたえがあった。
メインの奥村旭翠は、源平の戦いから木曽義仲の部分を中心に語った。物語の背景は大阪の講談師旭堂南陵が20分間に渡り、いろいろと解説した。若干長いと感じたが、まあ、話は面白い。旭翠の語りは、さすがに人間国宝だけあって、安定しており、琵琶の響きも良かった。
近くで琵琶を見ると、五弦で、フレットがあり、なんとなく西洋の楽器リュートに似ている。恐らく、シルクロードを伝わって、日本にも伝来したのだろう。使われた撥は、三味線より平べったいもので、形も少し異なるが、しみじみとした情感から、戦場面の賑やかな響きまで、いろいろと多様な響きが出るので感心した。
帰りはいつものスペインバルで軽い食事。