8月28日(日)に東京文化会館で、東京音楽コンクールのピアノ部門の本選を聴く。先日の声楽部門はガラガラだったが、ピアノ部門は人気で満席(1階席だけの売り出しだが)だった。ピアノ部門の応募者は100人を超えており、本選に進出したのは4人で、男女各2人づつ。角田鋼亮指揮の日本フィルが伴奏について、自分で選んだピアノ協奏曲を全曲弾く。今回は女性は二人ともショパンの1番。男性はシューマンとリストだった。女性はショパンが弾きやすいのかも。
最初にショパンの1番が演奏されたが、上手に弾くだけで音楽として迫ってくる感じがなく、ちょっと眠たくなった。最初がこれだったので、がっかりしたが、二人目からは誰もそれぞれの個性の感じられる弾きっぷりで、退屈せずに聞けた。コンクールは大体そうなのかもしれないが、尻上がりにだんだんと演奏が良くなる印象を受けた。出場の順番も重要かもしれない。
二人目のシューマンはなかなか印象的で、芸術家っぽい弾き方と相まって、優勝してもおかしくない出来だった。休憩を挟んで2回目のショパンは、オケとの呼吸もよくあっていて、うまくまとまっていたので、僕などは彼女が一位でもよいかと考えた。
最後の男性は、まだ幼さが残るような風貌だったが、リストをバリバリと弾き、最も力強い響きを聞かせた。声楽で声が良く響くのと同様、ピアノでも力強い響きは、それだけで魅力的に感じられた。結局、最後の男性が1位で、シューマンが2位、ショパンを弾いた二人目の女性が3位という結果だった。聴衆賞も最後の男性だったので、力強いタッチに魅了されたのだろう。
家に帰って軽めの食事。サラダ、サラミ、オリーブのマリネの後、ビフストロガノフを食べる。飲み物はロゼのカヴァ。
最初にショパンの1番が演奏されたが、上手に弾くだけで音楽として迫ってくる感じがなく、ちょっと眠たくなった。最初がこれだったので、がっかりしたが、二人目からは誰もそれぞれの個性の感じられる弾きっぷりで、退屈せずに聞けた。コンクールは大体そうなのかもしれないが、尻上がりにだんだんと演奏が良くなる印象を受けた。出場の順番も重要かもしれない。
二人目のシューマンはなかなか印象的で、芸術家っぽい弾き方と相まって、優勝してもおかしくない出来だった。休憩を挟んで2回目のショパンは、オケとの呼吸もよくあっていて、うまくまとまっていたので、僕などは彼女が一位でもよいかと考えた。
最後の男性は、まだ幼さが残るような風貌だったが、リストをバリバリと弾き、最も力強い響きを聞かせた。声楽で声が良く響くのと同様、ピアノでも力強い響きは、それだけで魅力的に感じられた。結局、最後の男性が1位で、シューマンが2位、ショパンを弾いた二人目の女性が3位という結果だった。聴衆賞も最後の男性だったので、力強いタッチに魅了されたのだろう。
家に帰って軽めの食事。サラダ、サラミ、オリーブのマリネの後、ビフストロガノフを食べる。飲み物はロゼのカヴァ。