1月29日(水)の夜に、上野の東京文化会館小ホールで、ピアノ三重奏のコンサートを聴く。19時開演で15分間の休憩を挟み、終演は21時頃。満席で、中年から高齢者といった客層。
ピアノは伊藤恵、ヴァイオリンは徳永二男、チェロは向山佳絵子というベテランの三人。曲目は前半がシューベルトのピアノ三重奏曲第1番、後半チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の想い出」。
前半のシューベルトは、抒情的で美しい曲。三重奏曲だが、ピアノが大きな音を出すとチェロの音は殆んど聞こえなくなってしまう印象だった。後半のチャイコフスキーは、ニコライ・ルビンスタインが亡くなった時に書かれたというだけあって、叙事的な印象があり、楽しい時代や活躍の時代を経て、最後は葬送のムードとなって終わる。チャイコフスキーの編曲は、各楽器の特性を踏まえて、それぞれの聞かせどころもうまく組み込んであり、さすがにうまいなあと感心した。
ベテランの三人だが、特に徳永二男は70歳代半ばなのに、元気そうで演奏もまだまだ若々しく、立派なものだと感心した。
帰りはいつものスペインバルで軽い夕食。ほうれん草のソテーのカタルーニャ風や、ピキージョの肉詰めなど。
ピアノは伊藤恵、ヴァイオリンは徳永二男、チェロは向山佳絵子というベテランの三人。曲目は前半がシューベルトのピアノ三重奏曲第1番、後半チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の想い出」。
前半のシューベルトは、抒情的で美しい曲。三重奏曲だが、ピアノが大きな音を出すとチェロの音は殆んど聞こえなくなってしまう印象だった。後半のチャイコフスキーは、ニコライ・ルビンスタインが亡くなった時に書かれたというだけあって、叙事的な印象があり、楽しい時代や活躍の時代を経て、最後は葬送のムードとなって終わる。チャイコフスキーの編曲は、各楽器の特性を踏まえて、それぞれの聞かせどころもうまく組み込んであり、さすがにうまいなあと感心した。
ベテランの三人だが、特に徳永二男は70歳代半ばなのに、元気そうで演奏もまだまだ若々しく、立派なものだと感心した。
帰りはいつものスペインバルで軽い夕食。ほうれん草のソテーのカタルーニャ風や、ピキージョの肉詰めなど。