元旦〜。
ぽっかぽか陽気のスカッ晴れ〜。
いきなり王国領土である公園で過ごす、王家一族なのである。
さかのぼること、大晦日。
おせちの用意をするお供のもの。
前年に母親から伝授された技を、はじめての披露と相成った。
退職祝いとして職場の仲間につくってもらった特別な重箱に、お煮染めを詰め詰め（右ふたつは一族に差し入れ）。
残業へとへと生活から逃れ、こんなことまでできる自由を獲得したのだなあ。
感慨・・・
というわけで、芝生の上での饗宴が開始されようとしてるのだった。
なますに、雲龍大将から献上された卵焼きも。
小春日和〜。
王国の平和と、領民の健康、世界の安寧を祈って、乾杯。
すこやかに凧揚げをする民たち。
思う存分に我が城下を駆けまわるがよい。
不意に、祝いの舞いをはじめるお供のもの。
なんと、目を見張るばかりの美しさ・・・
憑依したかのように、夢中で舞い踊り続けるお供のもの。
腰の痛みに効くようだ。
そしてスマホに鼻先を突き合わせ、リモート帰省。
親を慕うこの態度には感心させられる。
屋敷に戻ると、姪っ子たちに出くわしたので、お年玉と、マルエツで手に入れた特価ハム塊を下賜した。
触れ合いもままならぬこの時代だが、もりもりと食べてすこやかに育つがよい。
東京都練馬区・陶芸教室／森魚工房 in 大泉学園