(旧)東京で陶芸体験!陶芸教室/森魚工房(練馬区大泉学園)

↓こちらに引っ越しました。
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いろんな出来事

2018-07-31 07:40:42 | Weblog
小ネタ集。


こんなボリューミィな本を、ヒマな時間に紐解いてます。
辞典?的な。


レーニン、プランク、孫文、ファーブル・・・知ってて知らなかった人物たちが活躍してた前世紀。
読破するつもり。
マンガ家時代にうっかりと購入したこんなミレニアムなやつが、三冊もある・・・


絵描きのかおりちゃんからもらった、石鹸でできたバラ。
工房に穏やかないい香りを漂わせてくれてます。


汚泥実験!
日光の下に、洗いオケに沈殿した泥の集積物を放置。


五日後。
周囲から乾燥中。


十日後。
カラカラに。
亀甲占いのように、ここから天啓を読み解くのです。
「人」の字に見えなくもない・・・
交友関係を大切にしてみるか・・・苦手だけど。
タンパク質やら各種有機物の混じったこいつは粘土に再生できないんで、燃えないゴミに。


工房生たちの作品展示サイト「けっさくWorks」のページを更新。
観てね。


8月の工房のスケジュールはこんな感じ。
11日(土・山の日)はオープンで、代わりに最終週に四連休をもらいます。
暑くなりそうな夏、のんびりとお出ましくださいな。
部屋もビールも冷えてます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

シマシマ

2018-07-30 05:55:45 | Weblog
シマシマ大特集〜。


絵の具で線を描き込むだけがシマシマじゃありませんぜ。
こちらは、撥水剤で細密に引いたタイプのシマシマ。


撥水の筆跡が、釉薬をはじいてるわけです。
新井さんの作品。


別バージョン。
器のへりになにかいますが・・・


キツネくんでした。
器の外側から中をのぞき込んでるこのスタイルを「一閑人(いちかんじん)」といいます。
いや、一閑狐・・・か?


こちらは、シマシマを立体的に彫り込んだ、しのぎタイプ。
「しのぎを削る」のしのぎですよ。
アイコさんの。


同じく、サチコさんのしのぎ皿。
精密さが美しい。


シマシマを交差させれば格子(チェック)になり、色をぬり分けることによって、市松(石畳)となります。
山口さんの丁寧な仕事っぷり。


格子を撥水することによって、色がお隣に侵食してにじみ合うことがありません。
かしこい。


脚付きです。
いい作品ですねえ。


これは、わざわざにじませたタイプのシマシマ。
宮下さんの作品。


「安南手」という、ぼやかしの技法です(安南、ってのはベトナムのこと)。
トンボを描いてにじませたものが多かったことから、「トンボ手」ともいわれます。


ジョワジョワに流れて、もはや線の面影なし。
しかし、これもまたシマシマなのです。

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還元作品

2018-07-28 23:51:37 | Weblog
昨日は酸化作品でしたが、今日は還元の焼き上がり作品を展示〜。


久保田さんの、緋だすきプレート。
こんなのを食卓で使ったら、なにを盛りつけても料亭の味になっちゃいますね。


還元焼成でのみ可能な、ワラをのっけて焼く技法です。
これも久保田さん作。


ワラに含有する珪酸分が融け出して、土の表面で化学反応が起き、析出した鉄分がガラス化・・・かなんかってメカニズム。
このお皿は、右半分に還元現象が起き、酸素がゆき渡ってる左サイドは酸化の色が出たという、めずらしい酔っ払いの片身変わりモノ。


こちらも鉄分析出タイプ(粉引きの御本手)。
アイコさんの各種お皿。




白化粧の一層を透かして、ピンホールから鉄分がにじみ出るんですね。
還元の粉引きで起きる現象です。


進藤さんの、砧青磁。
リアルな造形が秀逸!


古式床しい釉調。
故宮博物館に所蔵されていそうです。
それにしても、上手なひとが多くて困ります・・・

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酸化作品

2018-07-28 02:15:42 | Weblog
酸化の焼き上がりをまとめて。


飯田さんのマグ。
音符のようにリズミカルなハンドル。


おそば屋さんの波田野くんの、盛りそばの容器。
今や、味と器で大評判のお店です。


おいしそうといえば、大沢さんの新作パン皿。
フレンチトーストに、双子の目玉焼きのっけ。


同じく大沢さんの、土の鈴。
彼女創出の「りんごクマ」がかわいい。


コロコロコロ・・・
金属とはまた違った風合いの音です。
これで山歩きのクマよけになるのか?

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夏休みの自由研究

2018-07-26 23:51:20 | Weblog
夏休みの自由研究を陶芸で、ってちびっ子は、いっそげ〜。


小1のふたり。
楽しく粘土遊びです。
恐竜が出来上がり。


くにゃくにゃペトペトしてるこの土の作品が、焼くと石になってきれいなガラス色になるんだから、不思議!


小4のふたり。
こちらは器づくりに挑戦です。


自分でつくったこの形が、食卓でも使えるものになるってんだから、驚き!
そして、しあわせ!

焼き上がり作品を休み明けの宿題提出に間に合わせたいちびっ子は、今月中の制作が絶対条件!
つまり、リミットは7月30日(月)になります。
陶芸は、完成までに二度焼かないといけないのだ〜。
8月に体験だと、わが工房の焼成スケジュールでは間に合いません(つまり、焼き上がりが9月中旬になります)。
自由研究組は、おはやめにおいでくださいな。

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うわぐすり

2018-07-26 08:41:45 | Weblog
ゆっがけっだんなっ、はははん。


釉掛けですが、こんなやり方もありますよ。
堀合さんは、筆でぬりぬり。
場所によって、ぬり分け。


かわいいおサルのスープカップです。
どんな色に焼き上がるのか?


もっと精密にぬり分けてるのは、大沢さん。
使ったのは何種類?


りんごクマさんに、マンボウ。
おハシ置きよりもブローチの方が稼げる、と耳にし、着々と画策・・・いや、制作。


こちらのりんごクマさんは・・・


鈴になってます。
どれい(土鈴)といいますよ。


さて、森魚工房の釉薬は、どれも沈殿物なしのさらっさら(たぶん)。
これも、使用するみなさんがまめに、丹念に混ぜたおしてくれるおかげです。
サンキュー。


「てまぜ」推奨キャンペーンを実施中。
あなたが混ぜてくれるほど、次のひとが楽になり、次のひともがんばるので、あなたも楽ができる、というわけ。
ぜひご協力をお願いします。

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大きなフレンチ

2018-07-25 08:10:10 | Weblog

横山くんウォッチング〜。
風船が、どーん。


そこに、薄く伸した粘土板をのせまして・・・


くるみ込んでいきます。
なかなかの技術ですよ、これ。


風船を割りますと、外殻だけが残ります。
こいつをへこませて成形。


おお・・・これはもしや・・・


フレンチ・・・さん・・・?


これの大きいやつ、みたいですよ。
バカバカしいものをつくらせると天下一品の男です。


玄関先で番をしてくれそうです。
ドロボウ撃退!

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象嵌

2018-07-24 09:57:09 | Weblog

ろくろで挽いた器に、みぞを刻んで模様を彫り込んだのは、堀合さんです。


そのみぞに、白ドベを埋め込んでいきます。
たっぷりと盛り上げるように。


白ドベが固まってきたら、今度はそいつを削り出し。
模様を回復する作業です。


みぞに白ドベがきれいに埋まって、クリアなラインになりました。
ぞうがんという技法です。
絵の具で引いた線とはまた違った、シャープなコントラスト。
お試しあれ。

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