大恐竜展(続き)

2009-05-25 23:55:00 | 美術館&博物館など

 全長13mのマシャカリサウルス(竜脚類)と、その手前のアウカサウルス(獣脚類)。全長5.8mの肉食恐竜は、獲物を捕えるための前肢が発達していなかった。マシャカリサウルスの卵や子供を狙っていたのかもしれない。大型モニターには、アウカサウルスが反撃に出たマシャカリサウルスの尻尾に跳ね飛ばされる様子が映し出されていた。


 マプサウルスの親子。マプサウルスは巨体の割に骨が軽く、大型獣脚類にしては珍しく、群れで行動していた。マプサウルスが集団でマシャカリサウルスに襲いかかる迫力の映像も映し出される。


 全長6mのメガラプトルは、鎌のように鋭く巨大な親指の爪で獲物に襲いかかった。集団で狩りをしていた可能性が高く、最強のハンターだったかもしれない。この迫力だから、映画デビューも夢ではない?


 大型モニターをじっと見つめるマシャカリサウルス(の復元骨格)。アウカサウルスを追い払ったところにマプサウルスが現れた! じりじりと間合いをつめられてしまう・・・。


 翼竜たちも腕を広げて滑空する。手前がタラソドロメウス。翼開長は4m。奥がアンハエグラの新種(まだ名前がついていない)で、翼開長は7m!にもなる。


(左)タラソドロメウスのトサカは体温調節の役割を果たしていたらしい。
(右)骨だけの方が迫力がある? すごい歯だけど、この翼竜は 何を食べていたのだろう? オキアミみたいなものを漉していたのかもしれない。


 白亜紀の植物の化石。裸子植物が多いが、竹など馴染みの深いものもある。押し花みたいに美しく、はっきりと形が残っている。化石堀りに行きたくなっちゃった~♪


 ウルトラマンも見学に来た国立科学博物館の『大恐竜展』は6月21日まで! 
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