今年も幸せの黄色い絨毯 ~新駅「城見ヶ丘」から「大多喜」まで

2009-05-08 12:09:30 | 鉄道紀行&乗り物

先ほど歩いた一本道(左手に見える砂利道)をレールバスに乗って戻る・・・


 さて、首尾よく10時03分「上総中川」発の黄色いレールバスに乗りこんだニワトリさんですが、この後どうするか決めていませんでした。
 「いすみ鉄道」の沿線には菜の花が綺麗に咲いているところがたくさんあるので、そのうちのどこかで途中下車しても良いし、車両基地のある大多喜駅で降りて、去年と同じように大多喜城を訪ねようか、それとも終点の上総中野まで行って「小湊鉄道」に乗り継ぎ、まだ降りたことがない「小湊鉄道」の駅(個人的には「上総大久保」だけど、人気ナンバー1の「月崎」や創業以来の木造駅舎が有名な「上総鶴舞」もいい)に降りようか・・・などなど色々考えていたのですが、菜の花を眺めているうちに、「この下りレールバスで終点まで行き、折り返して大多喜駅で駅弁を食べ、次の上りレールバスに乗って大原に戻り、今一度、終点の上総中野まで乗ってから「小湊鉄道」に乗り継ごう!」と決めました。


 この簡素な駅は、上総中川~大多喜間に造られた新駅「城見ヶ丘」駅です。去年(平成20年)の8月9日に開業しました。近所に大型ショッピングモールがあり、少しでも多くの人に鉄道を利用してもらうために新駅を造ったのかもしれません。全駅下車の横見君も当然降りに来たでしょうね。真新しいコンクリートが菜の花に囲まれて目立っていました。この付近も菜の花の密度が濃いところ。


 ほぼ同じ位置から進行方向(大多喜側)に目をやると、こんな感じ(空いてる午後に撮影)で、車内に二度目の歓声が上がります(撮り鉄も何人も張込んでいる)。10時03分のレールバスは、とても混んでいたたので窓に近寄ることもできませんでした。「城見ヶ丘」の名前からもわかるように、大多喜駅に着く前に車内から大多喜城を見ることができるのですが、菜の花に気を取られて見過ごしがち・・・。ニワトリさんも最初は必ず見落としてます。


 味のある大多喜駅の駅舎(写真右)と対面式のホーム(写真左=上り「大原」方面)。この日の午前中は、観光バスなども来ていて(大多喜で「いすみ鉄道」に乗って、大原でバスに戻るパターンが多い)、車内はかなり混み合います。菜の花の期間中など、大多喜駅で増結して二両編成になることも多く、自分の乗ったレールバスも大多喜で車両を連結してから上総中野へ向かいました。増結シーンを車内から見守り、いそいそと空いてる二両目に移動しました~♪


(右)一度上総中野まで行ってきてからホームのベンチで「あさり弁当」を食べました。
(左)大多喜城は大多喜駅の背後の山の上にあります。大多喜駅を挟んで二回見ることができるので、最初に見過ごしても安心?(写真は上総中野側から見た大多喜城で、望遠レンズで撮影したものをさらにトリミングした。桜が満開だと、いっそう映えると思う)


 大多喜駅のホームと車両基地の様子。待機中の車両も写ってますね~。下り線の最後尾に乗ると、こうした景色も見ることができます。

 今夜は泊りです。そろそろ出勤しようかな?