201に始まり、201に終わった日曜日

2009-05-17 23:49:00 | 鉄道紀行&乗り物


 今日17日は、天気が芳しくないのを幸いに(+新型インフルエンザ騒ぎも加わって、みんな外出を控えるかもしれない)、江戸東京博物館で来月半ばまで開催されている「手塚治虫展」に行ってきました。予想どおり?比較的空いていたため、じっくり観ることができました。原画を見つめているだけで、何だか知らないけれど「うるうる」してしまうニワトリさんでした。
 その後、両国橋を渡って浅草橋から秋葉原に抜け、「イエローサブマリン」(プラモデル屋さん)で、久しぶりにプラモデルを買い(また「積んどく」箱が増えただけ?)、その足で万世橋から東京駅まで歩き(しめて1万5千歩弱)、「大丸」でムーミンのフィギュアを買い足し、帰途につきました。
(「明日最終日の『ムーミン展』は長蛇の列!)
 プラモデルだけで定額給付金に近いお金を使ってしまい、(『ありときりぎりす』の)「きりぎりす」病は一向に治る気配がありませんが、幸福な一日だったことには違いありません。
(ああっ、手塚治虫も全作品を集めたいなあ~)
 そしてですね~、どういう偶然だったのか、今日だけで3回も201系の車両を目撃することができました。そのことについて、書こうと思います。


 最近、仕事以外は(重くて面倒だけど)一眼レフを持ち歩くようにしているのですが、この日も α700 を持っていって正解でした。まずは、ご覧になった方もたくさんいると思いますが、JR東日本の「中央線のコマーシャル・フォト」から。
 あれっ?はな子じゃないですか! 「自分の子供と来よう」と思った人はたくさんいるかもしれないけれど、「好きな人ができたら、必ずここに連れてくる!」というキャッチは??? でも、中央線の広告に、(車両を出さないで)「はな子」を起用したのは良いアイデアだと思います。
 自分が面白かったのは、はな子の目線。「何してんだろう、あの二人? さっきりから同じポーズで・・・」と、はな子のつぶやきが聞えてきそう!
 ちなみに今日5月17日は、井の頭自然文化園の開園記念日(67周年)で、入場無料でした~♪(年間パスポートを持っている自分は、いつも無料と言えないこともないけど、完全に見落としていました・・・)


(左)少し出るのが遅くなり、9時44分の電車を待っていました。電車到着のアナウンスが聞えてきて顔を上げると、オレンジ色の電車(クハ201-107)がホームに滑りこんできました。「・・・嘘!」。カメラはすでにリュックの中に戻してます。地団太を踏みつつも、久しぶりの201系に飛び乗りました。三鷹駅で「中央特快」と待ち合わせをしたので、その間に1枚撮りました!
(右)「中央特快」に乗れば、お茶の水に先に着いて、駅に停車している201系と聖橋のツーショットが撮れる! でも、久しぶりの「201」にもっと乗っていたい! このジレンマを解決する手段として、ニワトリさんが思いついたのが・・・「東京駅から折り返してきたところを撮ればいいじゃん!」。その後は、ルンルン気分で計器盤などを撮影しました。時速90km近く出てますね~。


 ところが・・・御茶ノ水駅のホームに降り立った瞬間、自分の考えたことがいかに浅はかだったか、思い知らされました。「聖橋側のホームに停車するのは中央線の上り電車だけじゃん!」
 激しく動揺しながらも、昌平橋の立体交差をくぐりぬける201系を撮影しました。さて、問題はそのあとです。ホームから編成写真が狙えそうな場所を見つけたのですが、中央線の下り電車は一番奥(山側)なので、すれ違いがあったら「万事休す」。頻繁にやってくる電車を見ていると、すれ違うことの方が多そうです。階段を上がり改札を出て、御茶ノ水橋から撮影することにしました。
(聖橋側から撮影してたら、どうだっただろう?)


(左) 運が良ければ、聖橋だけでなく、この写真のように丸ノ内線の車両も撮ることができるのですが、神田川側の4番ホームに停まるのは、上り電車のみ!
(右)さらに、いまいましいのは、上り中央線はこのカーブを一番大周りに曲がるので、10両全部がフレーム内に入るのですが、最内を走る下り電車だと、そうはいかないことでした・・・。


 約20分後に撮った写真。例によって水平がちゃんと撮れていません。最後部が写っている写真はブレてたし・・・骨折り損のくたびれもうけだった?


 ラジオ会館を出て万世橋を渡ろうととしたとき、目の前をオレンジ色の車両が横切りました。「嘘?」
 もちろん、カメラを取り出す時間などありません。でも、運が良かったんですね。電車は右から左へ横切ってくれました。ここで待っていれば、もう一度見られます。ただ、この位置だと街灯や標識が邪魔くさい・・・あたりを見回すと、万世橋交差点の角ビルに踊り場付きの非常階段を見つけました。
 5階の踊り場まで上って待つこと5分? 先ほどの201系が東京駅を折り返してきました。万世橋駅のホームに差しかかったところでシャッターを切りました。背後に見える交通博物館跡の建物も万世橋駅の一部で、かつて万世橋駅は、東京駅にも見劣りしない煉瓦造の立派な駅舎を構えていました。


 そして、帰りの中央線・・・後からやって来る中央特快を先に通すために国分寺で停車していたら、上り線に201系がやってきました。この日、三度目のご対面~! シャッター速度は1/60秒でしたが、思い切り被写体ブレを起こしています。もっと速くないと止められないのかな? 

満足できる写真は撮れなかったけど、三回も目撃できてよかった~♪