第2回芸人取扱説明書

『ロンドンハーツ秋の3時間スペシャル』
10月2日（火）18:53-21:48　テレビ朝日

芸人のマネージャーに禁断のアンケートを実施し芸人取扱説明書を作成。
それをランキング形式で発表する！

第2回「芸人取扱説明書」
マネージャーの気遣いトップ27

MC
田村淳・田村亮◎出演　有吉弘行　井戸田潤(スピードワゴン)

アシスタント
竹内由恵(テレビ朝日アナウンサー)

出演芸人
有吉弘行　井戸田潤(スピードワゴン)
上田浩二郎(HI-Hi)　ウド鈴木(キャイ～ン)
狩野英孝　カンニング竹山　児嶋一哉　小島よしお
後藤輝基(フットボールアワー)　田中卓志(アンガールズ)
千鳥　千原ジュニア　出川哲朗　藤本敏史(FUJIWARA)
山崎弘也(アンタッチャブル)


◇というわけで

ロンハー3時間SPの前半90分間の企画です。8月に引き続いて2度目の「芸人取扱説明書」です。私、こうしたオフステージ的なものが好きです。完全プライベートなネタよりも、仕事に臨む芸人さんの真剣な素顔を垣間見る、メイキングのようなもの。

では以下、テレビ朝日の公式サイト様より引用させていただきまして、その後、有吉さんの項目を二つ詳しく載せます。


＜基礎編＞

27位　アンタッチャブル・山崎
山崎がいると時間が押すので、共演者やスタジオの時間を事前に確認。／山崎独自の呼び方を覚えなければならない。（大竹マネージャー）

26位　キャイ～ン・ウド鈴木
慌てないように本番前に背中をポンと叩いてあげる。（崎山マネージャー）

25位　千鳥・ノブ
相方の映画やドラマのオファーにすねる。（吉川マネージャー）

24位　FUJIWARA・藤本
移動中ずっとしゃべり続けてうるさいので離れた席に座る。（佐伯マネージャー）

23位　狩野英孝
物の名前をカッコつけて略す（タバコ→TBK、充電→パワーチャージ）。ただ、いちいち否定するとヘコむので、なんとなくニュアンスで理解してあげることが必要。（山口マネージャー）

22位　出川哲朗
替えのパンツを常に用意しておく。（市川マネージャー）

21位　アンジャッシュ・児嶋
恋愛系の取材は期待に応えられないので断る。（三関マネージャー）

20位　小島よしお
お笑いは期待せず、インテリ・筋肉は厳しく。（吉澤マネージャー）

19位　カンニング竹山
芸だけではなく本当にキレる人。（永井マネージャー）

18位　FUJIWARA・藤本
携帯シャワートイレを持って行かなければならない。（佐伯マネージャー）

＜応用編＞

17位　有吉弘行
ロンハー収録前はハードな仕事を入れない。（府野マネージャー）

16位　千原ジュニア
少食がさらに悪化。遂にしじみのお味噌汁を飲んだだけで満腹に。体調には細心の注意。（高山マネージャー）

15位　スピードワゴン・井戸田
お尻を出す仕事は要相談。（伊波マネージャー）

14位　千鳥・大悟
テレビ誌を見ながら東京での仕事の戦略会議をする。（吉川マネージャー）

13位　Hi-Hi・上田
色恋目当てでファンに会おうとするので、ファンレターを渡すタイミングが重要。（大森マネージャー）

12位　小島よしお
目ヤニ、鼻毛などすべてチェックが必要。（吉澤マネージャー）

11位　アンタッチャブル・山崎
ノドのペース配分が出来ないので、ノドを休める休日を作らないといけない。（大竹マネージャー）

10位　カンニング竹山
後輩と台本の読み合わせをするため、ドラマの台本は大目に用意する。（永井マネージャー）

9位　アンジャッシュ・児嶋
空気を読まず大物女優に話しかける。（三関マネージャー）

8位　有吉弘行
爪を噛んで台本を読んでたら声をかけない。（府野マネージャー）

7位　千原ジュニア
初仕事のスタッフには一緒に飲みに行くように頼む。（高山マネージャー）

6位　アンガールズ・田中
アソコがデカすぎてはみ出るので心配。（いむたマネージャー）

＜エキスパート編＞

5位　キャイ～ン・ウド鈴木
気を使いすぎて電話をなかなか切れない。（崎山マネージャー）

4位　出川哲朗
各スタジオの自販機何があるか覚えておく。（市川マネージャー）

3位　狩野英孝
チーフマネージャーの富田のことをとても怖がっている。（山口マネージャー）

2位　有吉弘行
ケガ＆病気を言わないので微妙な変化で察知する。（府野マネージャー）

1位　フットボールアワー・後藤
後藤はサンドイッチはタマゴサンド。（田中マネージャー）


◎17位　有吉弘行
太田プロダクション 府野マネージャー（担当1年）

仕事を入れる際、ロンハー収録前はハードな仕事を入れないようにしている

淳「これはなぜですか？府野マネージャー」
府野「普段どの現場でも基本、有吉のほうは全力で取り組んでるんですけども、ことロンドンハーツにかけては、前にハードな仕事が入るとですね、ホノト満身創痍のときが一度あったりしまして、これは…」
淳「なるほど。ただでさえ、ハーツ大変だから」
府野「はい。なんで、極力そうしてあげたほうが…」
淳「ああ、そうか。もうコントロールしてあげないと全部一生懸命やっちゃうから」
山崎「いい話だな」
淳「全力だもんね有吉は。全力投球」

　有吉の取扱説明書
　いつも全力投球！！

有吉「バンバン抜きます。手は抜きます。バンバン抜いてますよ」
淳「府野マネージャー、手は抜かないんでしょ？有吉は」
府野「なかなか手を抜かないですね」
有吉「やめなさいよ！」

　有吉の取扱説明書
　なかなか手を抜かないですね。

淳「でも、全力の有吉っていうのはどうですか？」
竹内「はい。なんかホント、プロフェッショナルで男の人っていう感じ、かっこいいです」
有吉「なに、すげえホメてくれるんだよなあ。嬉しいなあ。いい女だなあ。誰がセッティングしてくれたの？これ」

　斡旋業者のザキヤマです。

有吉「オマエがセッティングしてくれたの？」
山崎「有吉先生が気に入るんじゃないかと思いまして、テレ朝のアナウンサーのほうを用意させていただきました」
有吉「いいや気がきくなあ、じゃちょっとアゴでもなめてもらおうか？」


◎8位　有吉弘行（2回目）
「台本を読みながら、貧乏ゆすりをして前歯でツメを噛んでいるときは、絶対話かけてはいけない」

有吉「そんなことはない」
淳「何それ」
山崎「なんかあったんですか？以前に」
淳「府野マネージャーどういうことでしょうか？」
府野「楽屋に入ってからスタンバイとして、着替えだったりメイクして、もろもろ準備するんですけども、そのあとに進行だったりとか、回す仕事だったりすると、台本のほうを必ずチェックはしているんですけども」
有吉「してないしてない」
淳「台本チェックしてるのね」
府野「その際に、ちょっとツメとかを噛み始めてくると、これクセなんですけども、そのときは極力話しかけないっていうのはあります」

　有吉の取扱説明書
　ツメを噛む→集中している

淳「特に集中しているときはツメを噛み始めると」
府野「無意識に出てるとボクのほうでは思っているんで」
淳「集合時間の1時間前ぐらいに入って、台本しっかり読んで、集中して、番組にのぞむってことですね」
府野「そうですね」
淳「全力投球ですね」
有吉「やめなさい。やめてください、もうスゴイ引かれるじゃん」(笑)
淳「それわかる？自分でも自覚ある？」
有吉「ま、ちょっとイライラするときツメを噛んだりしますけどね」
山崎「話かけたことあるんですか？」
府野「いや、特にないです」
有吉「ボクは全然。だからボク、別に話しかけられたからと言って、『おい』と言ったりするわけじゃないですよ。勝手に感じ取って、やってるというだけ。ボクは全然いつでも大丈夫です。話しかけてくれていいんです」
淳「いいの？話しかけていいの？説明書間違ってるってこと？」
有吉「そうですよ。ボク全然話かけてもらっていいですよ」
淳「府野マネージャー、話かけていいらしいですよ」
府野「まあ、むずかしいと思いますけどね」
淳「ピリピリオーラがあるんでしょ？」
有吉「いや、オーラもないですよ」
府野「そういうことでもないんですけども、多少そういう雰囲気がちょっと」
淳「シャットアウトでしょ？」

　有吉の取扱説明書
　シャットアウトのオーラが。

府野「こちらが勝手に思っているだけかもしれないんですけども」
淳「壁を感じるんでしょ？」
有吉「まあ、結構ね、すぐ閉店ガラガラやっちゃいますからね」(笑)
淳「そんなラフな感じでやんないで」
有吉「そうですね、そういうときはノータッチのほうがいいかもしれないですね」
亮「集中してますからね」

竹内「昔からツメを噛むクセがあるんですか？」
有吉「そうですね、はい」
竹内「へぇ～」
淳「どうですか？ツメを噛む男性は」
有吉「いやですよね」
竹内「ステキです」
有吉「そうですか？」
淳「色っぽいもんね」
有吉「いや、でも子供みたいだからやめなさいとか言われるんで」
竹内「かわいい感じはしますね」
有吉「そうですか、いい女だな」
山崎「あらあら気に入っていただけましたか？」


◇感想

終始、笑顔を絶やさない府野マネージャーでした。有吉さんが真摯に仕事に立ち向かう姿を知らせてくれました。なかなか本音を言わない、シャイなところがわかりました。

淳さんは、「あなあきロンドンブーツ」から始まってもう20年近くロンブーの冠番組で司会業に従事しているベテランで、巧みな追い込みを見せていました。「ロンドンハーツ」のことを「ハーツ」って言っていて、熟練者ぶりがカッコよかったです。

有吉さんの「閉店ガラガラ」を見ることができました。たまに、こういうギャグのモノマネをするのが楽しいです。10/7の「こんな感じでどうですか」でも、たけしさんのモノマネをしていて、笑いました。

このあと、10/5に「俺たちが司会者」が放送されて、「有吉が司会者」というコーナーがありました。有吉さん司会で、他の出演者の「知られざるウラの顔を暴露」をしていて、有吉さん自身の暴露はなかったのですが、このロンハーで3つ取り上げられていたので、それで充分だったのかなと思いました。