フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

落とし穴

2010年08月14日 | テレビ
『とんねるずのみなさんのおかげでした』
8月12日(木)21:00-21:54 フジテレビ

「第1回 全落プロゴルフ」

(落とし穴に落ちるドッキリ企画です。今回で2回目です。私、前回は見てませんが)

これは、今年2010年6月に放送されて反響を呼んだドッキリ企画「全落オープン」の第2弾。このときは、千葉・東京ドイツ村に仕掛けられた落とし穴に芸人が次々と落下し、ムーンウォークのあとで回転しながら芸術的に落下したマイコーりょうが見事優勝している。

(というふうに「お笑いナタリー」で紹介されています)

解説
世界のAO木(エオキ)さん=石橋貴明
(過去3度のメジャーを制した男)

実況
塩原恒夫
(フジテレビアナウンサー)

ラウンドリポーター
木梨憲武
(全落を一番知る男)

天候 晴れ
温度 31.5℃
風 北東10.8m

出場選手
設楽統
有吉弘行
日村勇紀
小木博明
ゴルゴ松本
レッド吉田
出川哲朗


◇2番ホール 有吉選手

塩原「全落プロ2番ホールは、有吉選手が挑みますけれども、エオキさん、どういう選手ということになりますか?特徴としては」
石橋「まあ初めてこのメジャー挑戦するわけだけど、仕事的にはこういう仕事しないらしいんだよね。非常に嫌いらしくて、その『リアクション芸みたいなことは絶対できない』って豪語してるっていう」
塩原「メジャー初挑戦の有吉選手が挑むのは、『着いてすぐ落ちホール』。現場に到着した車の扉が開くと、その足元に即、落とし穴が。普段は受けない未体験ホールで、どんなショットを見せるのか」
木梨「このまま落ちたらチョク、というグリーンの状態、やっぱいいです…」

塩原「全落特有の風をどう読む有吉。(1番ホールの設楽と)同じく『きたなシュラン』の収録と強く信じ、何一つ疑うことなく、迷うことなくティーへと向かって行きます」

有吉選手のPOINTO
ノリさんとの『きたなシュラン箱根編』の
収録ということで現地入り

木梨「エオキさんエオキさん、まもなく立ち位置来ます」
石橋「いよいよ初出場だからね、どんな玉打つのかな。ボクもまだ見たことないからね、どんな玉打つのか」
塩原「さあ車が見えてまいりました。ここからはこの即打ちホール、ドライバーのアプローチというのも非常に重要になってきます。ゆっくりと近づいてくる2番ホール。さあ、そしてティーが見えてまいりました」
石橋「完璧だね、完璧だね」
塩原「いや-、この赤いクイの間にピッタリと収まった。いよいよです!そして有吉の初めてのメジャーでのティーショットは、どんな威力を発揮するんでしょうか!その姿は…いま一番奥の席に座っていたんですがね。出てくるまでに少し時間がかかりますが、『おはようございます』…」

 落下

(車から出てすぐに落とし穴へ。グリーンの地面に吸い込まれて、姿は消えました。白い煙があがります)

塩原「見事に消えました、ティーショット!」

有吉「(穴の中)……」

塩原「素晴らしいティーショット!」
木梨「見事なカップインだ!」

木梨「有吉プロ、これ(イヤホン)エオキさんです」
有吉「エオキさん?はい」
石橋「どうもエオキです」
有吉「あっなるほど、はい」
石橋「普段こういう仕事全くやらないってボク、聞いてたんで、落ちた後、どんなリアクションとるのかなあと思ったら、笑顔だったんで(笑)」
木梨「エオキさん、入りながらの笑顔だったんですか?」
石橋「なんかすごくホッとしましたボク。ものの見事に一歩目で、完璧に入ってくれるだなんてね、これね、メジャー初挑戦とは思えない」
有吉「(笑)」
木梨「初挑戦でここまでね、やっぱ有吉プロね、力ありますねー。長年のキャリアでしょうかね、これは」
石橋「たぶん、ないでしょ?本人、こういう経験は」
有吉「そうですね、こういう…仕事はしないようにしてます」(笑)
木梨「あのー、きたなシュランだというのは、全く思ってるわけですよね?」
有吉「はい、きたなシュランだと」
木梨「まさか、みたいなことはなく、この」
有吉「はい、なんの疑いもなかったです」
石橋「なんの疑いもなかったっていう、これは有吉くんの性格の良さが出てる」

 ナイスバーディー!


◆というわけで

有吉さんが穴に落ちるところを紹介しました。面白かったです。箱根の美しい自然のもと、ただただ落とし穴にハマるだけの企画は、理屈抜きに楽しいです。有吉プロ編はシンプルに落ちるもので、あとはダブルで時間差落下のTIMの二人、斜面を転げ落ちる小木さん、熱湯に浸かる出川さんなど、設定に凝っていました。

穴に落ちた後、ずっと笑顔の有吉さんがナイスです。ドッキリだと笑うのかなあ。と思い出したのは、昔々猿岩石というアイドルをしていた頃、森脇くんがドッキリにかけられて、実はドッキリだとタネあかしされた後、思わず号泣する森脇くんの横で大笑いをしていた有吉くん。このときファンの間で「有吉非情説」が流れたのでした。

なお、DVD『ピエール靖子爆笑篇』(総合演出はマッコイ斉藤氏)で、有吉さんが全力で落とし穴に落ちる場面を鑑賞できます。当ブログの2009年12月6日の記事で紹介しています。

→『ピエール靖子爆笑篇』
http://blog.goo.ne.jp/fairy-fly/e/2b13a4a121a5e0b8b7d02af9ceeb85f3