フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

有吉マシンガンズトークライブ

2010年07月03日 | ライブ
『有吉マシンガンズトークライブ』

2010年6月30日(水)
OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥2000 / 当日¥2500
会場 新宿ロフトプラスワン

出演
有吉弘行
滝沢秀一・西堀亮(マシンガンズ)


というわけで行って来ました。もう超満員、私の座った所はリッスイの余地が無くて、死ぬかと思いました。トークライブ開始前、前説的にロフトプラスワンの方がいろいろ説明してくださるわけですが、この前日はちょうどワールドカップのパブリックビューイングがあって、300人のお客が入っていたそうです。300人って、たぶんキャパの2倍ぐらいでしょ。もう感覚マヒしてるわ。

ただいま、頭痛と喉痛と鼻水と咳と寒気がしてます。ライブの2日前あたりから具合はよくなかったんですが、ライブが長いのと、終了後も精算のための長い列で手間取って終電に間に合わず、千葉駅前のネットカフェで始発電車を待つハメに。おまけに混雑する会場で、お酒をこぼされて靴がダメになりました。

などと愚痴りつつ、落花生限界説が流れる中、ライブで気づいたことをつらつら書き綴りたいと思います。3日前で記憶も曖昧模糊としてますが、少し振り返ります。なんかトークライブそのものより、ほかのことばかり思い出されます。たとえば、前半終わって休憩になったとき、私の近くでちょっとした溜息まじりの盛り上がりがあって、よく聞くと「かっこいい~」という感極まった女の子たちの声。どうやらナマで見た有吉さんがあまりにかっこいい!ということらしいのです。まるで全盛期の猿岩石。

もちろん男性客もおりまして、なんか空気感が、早く悪口言えよ的な。まあ有吉さんとマシンガンズで、「辛口トークライブ」と紹介してるところも見かけたので、無理もないのでしょうが、毒舌毒舌、誰かの悪口を聞きに来たんだぜ、さあ実名を出せ!みたいな。ちょっとでも悪口っぽくなると客席も待ってましたとばかり盛り上がります。うーん。3人のトークプロレス、丁々発止のやりとりが面白いはずなのに。

では、いくつか。


◇松村邦洋さんはお相撲さんのモノマネが得意

いまや大変な大相撲界ですが、松村さんの貴闘力のモノマネを思い出して、真面目なニュースの時に笑いそうになる有吉さん。


◇「有吉とバナナマン」が好きと言うとオシャレ

本流から外れたところを支持すると「通」という感じがするらしい。「ギース」を持ち出す西堀さん。なるほど。オシャレ。


◇目指すところは

このポジションがいい!と具体名を挙げると、有吉さんは矢作さん、西堀さんは東さん、滝沢さんはレッドさん。ははあ、MAXつながりだなと、東さんを挙げた西堀さんに向かって、有吉さん。


◇楽屋の挨拶

有吉さんは、後輩が楽屋に挨拶に来なくても構わないそうです。その前に顔を合わせていたりするし、いちいち面倒くさい。


ライブの前半は小手調べ的に大人しめの有吉さんでしたが、後半は、「毒舌」の心得的なことを披露していて、興味深かったです。どれだけ肝を据えて取り組みことができるのか。相手にやられていいことをこちらからやる。と言ってしまうと非常にシンプルですが、奥が深い。根源的命題であります。

私は『太陽様を囲む会』が好きで、上島さんに挑んでいく有吉さんがスリリングで面白いと思います。だから後輩のマシンガンズが先輩の有吉さんに、くってかかったりする図を勝手に想像していました。たとえば、「めんどくせえ、めんどくせえ、MAXめんどくせえ」を否定的に扱う有吉さんですが、私は「めんどくせえ、めんどくせえ、MAXめんどくせえ」は悪くないし、あれで知名度を広げた点もあるわけだし、そのへんは誇りをもってマシンガンズに戦って欲しかったです。だって「シュシュシュ手裏剣ト~リオ!」よりは、「めんどくせえ、めんどくせえ、MAXめんどくせえ」のほうが、ずっといいよ。

私が初めてマシンガンズを見たのは、ライブでも触れていましたが、劇団ひとりの川島さんと有吉さんがやっていたインターネットの番組。5~6年前になるのかな。とにかく元気にやかましくガナリたてるマシンガンズは、新鮮な驚きでした。太田プロってどっちかというとほのぼの系が多い印象でしたので。これでガッチリ記憶に刻まれたマシンガンズでありました。