フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

バルーンファイト

2008年10月17日 | テレビ
『さまぁ~ず式』
10月14日(火)25:24-25:54 TBSテレビ

N「今夜もスタート! この世のすべてを方程式に当てはめる理数系バラエティさまぁ~ず式! 何気ない待ち時間に次々と事件が巻き起こる地獄の30分! 怒号と絶叫の影にまたもやあの男が!」

 今夜はロケ時間37分で終了の問題企画!!

 出演
 さまぁ~ず・三村(赤) 大竹(緑)
 ブラックマヨネーズ・吉田(青) インパルス・板倉(黄)

大竹「…何回か板倉も前の番組で」
板倉「そうですね。前の番組ではね」
大竹「吉田も」
吉田「そうですね。はい、なんか前、エロすぎたから変わってこんな形に」(笑)
板倉「(笑)だから衣裳でごまかそうみたいな感じ」
三村「しゃれた感じに。しぼられた、こってりしぼられたらしいよ」(笑)
大竹「今日、とりあえず青木を待たなきゃいけねえから」
三村「青木なんかは…さっさと始めちゃえばいいじゃない」
大竹「いや、でも内容がわからないんです、あいつが来ないと」

 この「青木待ち」が全ての始まりです…

 この後 あの「クソバカ野郎」が大暴れ!

N「…と雑談をしながら青木アナを待つ4人。すると、ある訪問者が」

(二人の女の子がエコ風船を持って現われ、その風船を預かっててくれるように頼みます)

 この風船は水や生物資源などに分解される
 地球に優しいエコロジー風船です

 待ち時間×風船=
 風船を手放すな!
 バルーンファイト!

N「ということで今夜の企画は、風船放すなバルーンファイト! とにかくどんなことに巻き込まれてもギャルふたりに頼まれた大量の風船を守るだけ、という企画です」


○キャッチボール○

(有吉さん、自転車に乗ってロケ現場・公園に登場)

三村「あれ?なんだ有吉。近所の人?」

 近所を通りかかった
 有吉弘行さん

有吉「何やってるの?」
大竹「ロケだよ」
有吉「ロケやってんの…」
三村「あんま入って来ないでよ。もし出演のあれじゃないんなら」
有吉「ヒマだろ?」
三村「仕事中だから」
有吉「遊ぼうよ」
大竹「遊ぼうよって、いまダメだよ」
有吉「(グローブとボール持参して)キャッチボールして。グローブはめて、キャッチボールやろう」
吉田「受け入れていいんですか?」
大竹「あいつがそんな、やりたいって言うから」

N「なぜか有吉とキャッチボールをすることになった4人。しかし、ここから狂気のバルーンファイトが始まってしまうのです」

三村「有吉、大体わかったよ。こいつ本気で投げそうだもん」

(4人は左手にグローブをはめ、風船を持ったままの右手でボールを投げ返します。ボールを手放すと同時に、風船も手を放れ、空高く飛んでいきます)

有吉「(どんどん投げてボールがなくなると)じゃもういいや。飽きたから」
三村「(自転車で去っていく有吉に)あいつバカだ。あいつ、もう一回売れなくなりゃいいんだよ」

N「このあと暴君有吉がさらに大暴れ!」


○バスケ○

(有吉さん、風船を持って自転車で再び登場)

有吉「風船これ、ひとり1000円で。…何やってんの?」
三村「いや、この風船持ってた女の子おなか痛くてコンビニ行っちゃったんだよ。…聞かないじゃない話」
有吉「バスケやろう、バスケを。みんなで」
三村「ゴールもねえしさ」
板倉「手ふさがってるし、ムリ」
有吉「顔きたないヤツ(吉田)、やろうよ」
吉田「あんまりでしょう。みんな、そこを何かにたとえて言ってくれるのに」
三村「あだ名でもなんでもない」
有吉「4対1でオレからボール取ったヤツは、1000円やる」

N「再び、有吉の暇つぶしに巻きこまれ、1000円を賭け、バスケット対決をすることに」

(迫力たっぷりの有吉さん。危険人物です。バスケというよりドッチボールみたいにボールをぶつけます)

吉田「なんでこんなボコボコにされなアカンねん!」

(さんざん暴れ回って、「飽きた」と自転車で去る有吉さん)

三村「あいつの欲求不満解消か?これ」
吉田「オレ、腹たちすぎて逆に(風船を)放さなかったですよ」


○相撲○

(お馴染み、自転車で登場して自転車投げ飛ばしの有吉さん)

三村「ギリギリのところでやってんだぞ!」
吉田「ぶつかって大丈夫な出演者ちゃうでしょ、これ」
有吉「何やってんの?」
三村「何やってるって3回目だろオマエ。大体わかるだろ」
有吉「相撲とりたいから…相撲やろうよ」
大竹「急にストレートな、相撲ってなんだよ」
有吉「土俵がないからあのホースで土俵つくって。ほら早く」
三村「あいつ、もう一回売れなくなればいいんだよ」
有吉「早く早く早く」

N「今度はホースで土俵をつくり、相撲対決。どう考えても、イヤな予感しかしませんが」

有吉「まずじゃあえーと、板倉。オレに勝ったら1000円な。行司やって、三村」

(板倉さん投げ飛ばされ、続いて大竹さん行司で対決した吉田さんは足を取られて倒されます。吉田さんが手放した風船を三村さんがキャッチ)

吉田「なんやね、さっきと作戦変えてきてるやん」
有吉「吉田オマエ、その鉄棒ぶらさがって!」
吉田「なんで!?」
有吉「早く早く」
三村「チンピラだから逆らわないほうがいいよ」
有吉「(鉄棒から)落ちたらビンタな!」
吉田「なんでやね!おかしいでしょ、それは」

有吉「もういいや、帰ろう。吉田、落ちたらビンタな」(と帰る)


○ペットボトル○

(四たび、風船をいっぱい持って自転車で有吉さん登場)

有吉「もう風船ないでしょ。やるから、分けて」

(4人が風船を色別に分けているところ、花火で驚かせる有吉さん)

三村「こいつだけはクソバカ野郎だな!」
有吉「ゲームやろうよ!ペットボトル救出ゲーム」
大竹「何それ?」
有吉「オレがペットボトルをこうやってオマエの目の前でパッと落としたら、それをオマエ、その手でパッと」
大竹「キャッチする」
有吉「やろやろ」

(有吉さん、脚立に乗り、ペットボトルのフタを取って落とします。風船を持っている手でキャッチしようとしますが、風船を放すまいとすると、ペットボトルはつかめず、地面に落下して黒い液体が飛び散ります)

板倉「なんであんな絶対権力持ってるんですか?」
吉田「再ブレイクしたら何してもいいんですか?」(笑)

有吉「雨ふってきた…(と急ぎ)、下、持って…(と風船のヒモに気をとられている吉田にコーラをつける)」
吉田「なんやね、ちょっ待って下さいよ、なんなんですか、ただただ腹たちますわ!あんなコーラ、上(にあるの)から見たの初めてですわ。(フェイントで手を放すが、なんとか風船のヒモをキャッチして)おらー、見たか!絶対取ってオレがビンタや!」

(しかし、コーラは落ちて、そばにいた三村さんのズボンが濡れます。「二次災害」)

吉田「オレええ感じで持ってたのに、一気に失った…」
有吉「ビンタ(すると)、手がきたないから、これ(ペットボトル)な」
吉田「手でやって下さい」

(ペットボトルでビンタされる吉田さん。このあと、三村さんが負けてビンタ。ビンタをやり返そうとした三村さんを厳しくやっつけて、有吉さん退場)

三村「おかしいよ、あいつ。せめてもの先輩の抵抗を」


◇エンディング

(「すいません、お待たせしました」と戻ってきた風船ギャルたちが、「風船が足りない」と怒って、「風船の責任者」こと吉田さんにビンタして、「最悪」と言い捨てて去って行きます。そして、やっと青木アナ登場)

青木「みなさん、お待たせしましたー」
大竹「おい、オマエ何やってたんだよ!」
三村「大事件が起きてたんだぞ」
青木「こちらもゴタゴタしてまして」
三村「青木、言っとくけど、ゴタゴタ多すぎるよ」
青木「そうなんです、しょっちゅうなんです」(笑)
三村「とりあえずズボンこんなんなっちゃったけど、吉田をなぐさめてやってくれよ」

(「ほっぺたをなでてほしい」と言う吉田さんに、本当にホッペをなでなでしてあげる青木アナ)

吉田「(困惑)…ビンタされてオチるんかなと思ったんです」(笑)
三村「青木そういうの無いから。言われたまま、ほんとにやってくれる」



◆というわけで

『さまぁ~ず式』第2回めを、ザッと紹介するつもりが、やや長めの紹介となりました。この日は私、眠くて寝床でテレビ見ましたが、大笑いしました。もうバカバカしくて説明不要の笑いの連続。アクションを言葉で再現するのは難しいです。

有吉さんが進行役です。いわゆるムチャぶりというヤツで、理不尽に、無機質に進めていきます。途中、笑顔になったりしますが、笑い声はあげず、淡々と進行。しかも凄い暴れん坊。御意見無用、呼び捨てで命令を下す鬼軍曹。効果音の効果もあって迫力満点。ちょっと不気味で不条理で、ガキつかの板尾さんテイスト。

風船が空に吸い込まれていくさまは一種すがすがしく、コーラがあたりに飛び散ってビッチャリ汚れたりする光景が、とにかく笑えます。ムキになって立ち向かっていって結局やられてしまう三村さんや吉田さんの、ゆるーいガンバリ。はい、面白かったです。