最近コンビニで挽きたてコーヒー販売を始めた。
ニュースで見たが、各社、新しい柱にしたいそうな。
たまに朝に寄るコンビニ。
店舗にも因るんだろうが、ここは随分と勧めてくる。
正直、ウザい。
野菜ジュース買った人が、
更にコーヒー買うか?
どうせなら、
入店直後に勧めれば良いだろう。
そうすれば、
気持ちが変わってオーダーする人もいるだろうし、
何となく、発作的に飲みたくなる人もいるだろう。
恐らく、
マニュアルには、レジで勧めるとあるんだろう。
お勧め商品や値引きキャンペーン中の商品は、
全て、レジで清算が終わる頃に勧められる。
が、
清算時には、
既に私のお買い物モードは終了している。
買う気にはなれん。
そうでなくても、
機械的に淡々と繰り返すバイトの女の子の口調を聞くにつけても、
(私だけであろうが、)一種の腹立たしさを感じて、
「たまには買ってやろうか」
という気持ちにもならない。
俺って、心、狭い・・・・・
お客様がオーナーをしているコンビニがあるんだが、
(まあ、お互いの関係がそうだから、)
「ねぇ、今日これ、いっぱい作っちゃったから、何個か買っていって!」
なんて言われて、フランクを5本も買う事なんかもある。
話し掛け方一つで、
どうにでもなるものなんだろうと思うが。
マニュアル通りに、
早口で、やっつけ仕事で言うのではなく、
少しゆっくりと話すだけでも、
どこか耳に心地よく響くものだ。
語尾なんかを、
自分の言葉で締めてもいい。
そうすれば、お客だって、
どこか距離感が狭まり、
「じゃあ、それ、ちょうだい」
って事になるんじゃないかな。
まあ、
バイトの方々は、
マニュアル通りにしなきゃならないので繰り返し言ってるだけで、
その店の売り上げが良くなろうが、
キャンペーンの数字が達成して店の評価が高くなろうが、
自分達の時給が上がる訳ではない。
で、
今朝だ。
久々に件のコンビニに立ち寄った。
パンと牛乳を持ってレジへ。
と、ネームプレートに”店長”とある人が、
「只今、特製唐揚げが発売されまして・・・・」
・・・・・・・・・・・。
まじまじと彼の顔を見てしまった。
気がついたのか、
「あ、朝から唐揚げはね・・・・」
と、彼。
商売熱心は良いのだがね。