青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

大阪・アメリカ村

2021-01-30 | 昭和・懐かしい大阪の風景

昨年からのコロナ感染拡大で、大阪では夜の街、特にミナミが危ないと言われて来ました。ニュース等で見る限り、ミナミから人の姿が激減しているようです。

僕はミナミには縁が余りありませんでした。道頓堀より北。つまり心斎橋までがテリトリーで、それより南に行くのは大阪府立体育会館もしくは、南街劇場に行くくらい。大学時代以降になって、やっと日本橋の電器街に繰り出すようになりましたが、それも車で直接買い物に行っていたので、飲食やファッションのお店には無縁でした。

道頓堀より北に位置するのですが、ミナミのシンボルの1つで僕が嫌いだったのが「アメリカ村」です。中古レコード「キングコング」や、タワーレコード(キタには無かった)を訪ねて行きはしましたが、雰囲気が馴染めない。

若者の新しい文化の発信基地と呼ばれましたが、ゴミが溢れる公園を中心に、いかがわしい露店にヤンキーの兄ちゃん等、1つ間違えると喧嘩になる種火が落ちている街という印象でした。そんなアメリカ村も、実は昭和45年(1970年)頃から若者を集め出したという、今では老舗の街です。

写真は昭和54年(1979年)のアメリカ村です。