
日本聖公会 渋谷聖公会 聖ミカエル教会
(住所:東京都渋谷区広尾2-1-7)
(住所:東京都渋谷区広尾2-1-7)
5月5日(日)、渋谷の聖ミカエル教会(日本聖公会)で復活後第6主日の聖餐式に参列した。JR山手線の恵比寿駅で下車。聖ミカエル教会は駒沢通りから入った閑静な場所にある。この教会は「1909年、イギリス人宣教師バンカム師のもとに集った信徒の群れが家庭集会の形をとって誕生し、翌1910年に信徒の家が解放されて現在地に定設され東京シオン教会と命名されました。(中略)その後1952年、渋谷聖公会聖ミカエル教会と改名しました」(教会案内書)。
午前10時30分、行列用十字架を先頭に司祭が入堂。参入の聖歌「神はわがやぐら」を歌う。あのマルティン・ルター作の名コラールで、ドイツの詩人ハイネは「宗教改革のラ・マルセイエーズ(フランス国歌)」と称賛したほどである。福音朗読はカトリックの復活節第6主日と同じ箇所。韓国出身の成成鍾(ソン・ソンジョン)司祭は、「キリストの平和とは何でしょう。世の平和は一部の国のものでした。今、東アジアと日本の状況は平和を世の外へと追い出しています」と話された。
「聖フランシスコは『口で平和を唱えるよりも、先ずあなたの心が平和で満たされるように』と言いました。ここにキリストの平和がよく表れています。キリストの平和とはキリストご自身であり、神様の宇宙的な愛なのです」。成司祭の日本語は非常に知的で格調高かった。さて、陪餐となる。祭壇の正面に「聖体拝領台」のようなものが置かれ、その前で信徒は横一列に並んで跪く。私も祝福の祈りを授かった。聖母像に見守られ、古き良きカトリシズムに浸りながら。

聖堂内観(1967年竣工)
◆聖餐式で歌われた聖歌:
ミサ曲(キリエ、大栄光の歌、サンクトゥス、アニュス・デイ)、参入聖歌:453「神はわがやぐら」、昇階聖歌:272「小さなともしび」、奉献聖歌:469「わが主イェスよ 愛のみ手に」、陪餐聖歌:542「心の緒琴に」、派遣聖歌:554「嵐の日にも」。(番号は「日本聖公会聖歌集」による)
◆主な参考文献など:
・「聖歌のしらべ 古今聖歌集作曲者略解」 佐藤裕著(聖公会出版・1987年)