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三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

聖霊降臨後第15主日の聖餐式

2013年09月05日 | 聖公会の礼拝
朝日に映える立教大学モリス館
(住所:東京都豊島区西池袋3-34-1)

現在、立教学院諸聖徒礼拝堂(日本聖公会)はパイプオルガン設置工事のため、9月中旬頃まで閉鎖されている。その間、図書館旧館を仮チャペルとして使用したが、8月以降の礼拝は立教小学校チャペルを経て、現在は立教大学の新チャペル会館で行われている。諸聖徒礼拝堂に隣接するこの建物は7月に竣工され、チャプレン室や事務室、学生チャペル団体の部室などがある。建替え工事中は図書館旧館前に移された創立者ウィリアムズ主教の像も本来の場所に戻った。

9月1日(日)、新チャペル会館で聖霊降臨後第15主日の聖餐式に参列した。「仮チャペル」は2階のマグノリア・ルームと呼ばれる多目的室で、聖卓と約60席の椅子が並んでいた。午前7時、司祭とアコライトが入堂、司式は金大原(キム・デウォン)チャプレン。主日の聖餐式は午前10時にも行われているが、午前7時の回は私にとって初めて。午前7時!学生時代でさえ、こんなに早くキャンパスに来たことはない(笑)。だが、清澄な朝に聖書の言葉を聞くのは実に格別であった(注)

この日もキャンパスを散策した。丹下健三氏設計の図書館新館(下写真)の前に、7号館という二階建ての木造校舎があった。ここで週一回、ネイティブの先生による英語の授業を受けた。カタカナ英語に耳慣れた私たちは、米国の都市シアトルが「スィロゥ」と発音されることを初めて知った(笑)。現在、7号館は「マルチメディアシステム対応型」の教室棟として生まれ変わり、かつてのオンボロ校舎とその背後に並んでいた長屋風の部室棟は姿を消した。嗚呼、我が青春の旧7号館。


丹下健三氏設計、1960年竣工の立教大学図書館新館
(昨秋、大規模な新図書館の開館により、現在は閉鎖中)

(注):午前7時の聖餐式の所要時間は約30分。式文(祈祷書の抜粋)と週報に基づく読誦の礼拝で、聖歌や説教などは省略。カトリックの「週日ミサ」の雰囲気に近い。この日の福音朗読は、ルカ14・1、7-14。
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