三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

復活の火曜日のミサ

2012年04月13日 | ミサ聖祭
復活の火曜日を迎えたカトリック八王子教会
(住所:東京都八王子市本町16-3)

4月10日(火)、八王子教会で復活の火曜日のミサに与った。先週の受難の水曜日が、稲川圭三神父司式による最後の朝ミサと思っていたが、復活祭後に掲示板のミサ予定表で確認すると、4月15日(日)の復活節第2主日が最終ミサとなっていた。したがって、朝ミサも今週の14日(土)まで通常通り行なわれる。そこで、私は朝ミサへ行くことにした。 稲川神父の説教を聞かないと、私は「共におられる神様」のことを忘れ、電池切れとなってしまうからである。

午前7時、ミサ開祭。いつものように、「あわれみの賛歌」を読誦し、次は集会祈願と思っていたら、司祭が「天のいと高きところには神に栄光・・・」と先唱された。「えっ?『栄光の賛歌』。週日なのになぜ」。手元の別冊「毎日のミサ(聖週間と復活の八日間)」で確認すると、「復活の八日間中唱える」と記されていた。カトリック中央協議会の典礼解説によれば、「復活節の最初の8日間は、『主の復活の8日間』と呼ばれ、主の祭日のように祝われる」という。

福音朗読は、復活したイエスがマグダラのマリアの前に現れた場面(ヨハネ20・11-18)。稲川神父は、「マリアはお墓で、『過去の人』を捜したが見つからない。イエス様は『今を生きておられる方』。マリアがイエス様に気づいたのは、『マリア』と呼ばれた時です」と話された。「マリアのように、『あなただ』と分かった時、共に働き、生きる者になって、人々に神様の神秘を告げるようになるのです」。この日が、私にとって最後の朝ミサとなった。感慨なしとしない。


朝のカトリック八王子教会聖堂

◆この日のミサ中の主な歌:
閉祭:カトリック聖歌206「よろこびたたえよ」。 賛歌・アレルヤ唱などは読誦。
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