三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

復活節第2主日のミサ<前編>

2012年04月17日 | ミサ聖祭
復活節第2主日を迎えたカトリック八王子教会
(住所:東京都八王子市本町16-3)

4月15日(日)、八王子教会で復活節第2主日のミサに与った。先週末、我らの野田佳彦首相は、「原発再稼働」を決定。某共和国の「人工衛星」発射に便乗して、政府は原発を死守せんとする。その「衛星騒動」でも、野田政権の危機管理はズサンの一語に尽きた。あれほど「PAC3で撃墜」と凄んでいたのに、結果は田中防衛相らの粗略な「戦争ごっこ」の支離滅裂。日本の自称「エリート」は、類人猿ほどの知能もないのか。まさに、13日の金曜日の悲劇。

八王子教会に到着。この日は、主任司祭の稲川圭三神父司式による最後の主日ミサ。八王子での5年間の司牧を終えて、稲川神父は港区の麻布教会へ異動される。シンミリとなって、「神さまが共におられる神秘」を聞き逃さないようにしよう。ロザリオ一環を唱えた後、午前10時のミサ開祭。聖堂内は超満員である。福音朗読は、復活したイエスが弟子たちに現れた場面(ヨハネ20・19-31)。イエスは「あなたがたに平和があるように」と重ねて言われた。

稲川神父は、「イエス様は『平和』と言われた。それは、『神様が共にいてくださる』ということ。弟子たちは、赦される資格がない自分たちにも、その真実があることを知ったのです」と話された。「イエス様は『赦せ』と命令された。私たちにも絶対に赦せない人がいる。しかし、相手にも『神様が共にいてくださる』と認める。その神秘が『赦し』です」。私にも赦せない人(注)がいる。今度、その人のために「インマヌエル」と祈ってみよう(かな?心で)。<後編に続く>


ミサ後のカトリック八王子教会聖堂

(注):小学校時代の体罰教師、学生時代のドイツ語講師、その他。・・・青少年時代の恨みは根深い(笑)。

◆この日のミサ中の主な歌:
ミサ曲1(典礼聖歌203-206)、入祭:典礼聖歌346「勝利と力は神のもの」、続唱:典礼聖歌351「復活の続唱」、奉納:典礼聖歌96「この水を受けた」、拝領:典礼聖歌4「新しいこひつじ」、閉祭:カトリック聖歌207「さかえのみ神を」。
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