きょうは梅雨の晴れ間のからっとした1日でしたね。
昨日は、演出家の森田先生ご指導のもと、皆で熱の入った台本の読み合わせと立ち稽古でした。
昨日のMさんのブログで「 相手の行動、セリフや感情から自分の行動のきっかけを貰う 」とありましたが、
私にとっては難しく ・・・・
今回の私の役は男尊女卑の社会から男女平等社会へ変わろうとしている時代に生きる農婦3人の中の一人です。
昼休みの楽しいひと時の会話。夫たちへの不平不満を言いたい放題
そこへ一人の家長婦人が加わることによって雰囲気を和らげてくれる場面( 現代の井戸端会議に通じるものがある )
この4人での掛け合いが私だけうまくできない、
Uさんから教わったように頭の中でセリフをイメージしても言葉に出るときはメリハリがなくなってしまう
セリフのテンポ、ポーズまた相手と共有すべきセリフに反応できない
どう演ずればよいか ・・・・
そうだ! 本公演のタイトルにもなっている大和小学校の大いちょうを見に行ったら何か心に訴えてくれるものがあるかもしれない。
校内では先生らしい女の方に出会い「大いちょうを見せてください」とお願いする。
親切に近くまで連れて行ってくださり「この間の台風で枝が折れ一部伐採したのですよ。
また大和市指定の名誉の木に選ばれているんですよ」と説明を受ける。
その切り口からは新芽が芽ぶき葉も茂っていた。
青空にそそり立つ大いちょうの雄姿を私は仰いだ。
そのいちょうの下では子供たちが元気に駆け回り、いちょうの木は今昔を問わず人々を見守ってくれているのだと
なにかほっとしたものを感じた。
帰りに親切な女の方に「本公演をぜひ見にいらしてください」と言ったら
「水野先生からお聞きしてますよ」とにっこりなさいました。
私も思わずにっこりしました。
大いちょうの木は人々に幸せを与えてくれるのだと思った。
原案者の水野さんの~いちょうの木と生きる~
脚本・演出家の森田先生の思っていられる~いちょうの木の想い~が
観客の皆様の心に響く演技ができるよう頑張りたい思います。
かっちゃんでした