演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

自分の中のSEEDの成長

2012年03月29日 22時26分58秒 | SEED稽古日誌

 

こんばんは、あっきーです。

「春フェス版SEED」本番前日のリハーサルではステージの広さという問題に遭遇し、それを演技でカバーすることの必要性、暗転で転び照明装置にぶつかったりと、ぎりぎりまで色々ありました。

それでも、ステージ上を歩く感触、足音、空間、そしてライトの温かさ、スポットが当たった時のぞくぞく感を覚えると、弾けそうな気持ちで一杯になる。この世界に突入すると、今までの苦労や本番への不安が頭の中を駆け巡りながらも、別の(本当の?)自分が覚醒するのを感じる。

化粧をしながら気持ちの移行、少し高揚した状態で舞台へ出る。ただ、いつもと違ったのは出て間もなく起きたアクシデントで、少しずつ変えようとしていたウェイトがいきなりMAXになってしまったこと。自分の意志を無視してスイッチを入れてしまった、もう間髪入れずいくしかない。劇の中の劇みたいな・・・・そして、それを冷静に見ている自分がいる。

反省も解決も自分でする、とにかく考える。少しずつ見えてくる自分。翌日は場内係でお手伝い、他の団体の作品を見せて頂き、感度が良くなっている自分を発見。経験値は確かに上っている、けれどまだまだ未熟。

全て終わった次の日、ミュージカルを見に行く。出演している師匠の存在感はどこからくるのか。そして作品の見どころ、スリリングな発火シーン。駆け上がる階段に火がつき、登りつめ追い着かれ炎に包まれる役者。ミスは許されないし、何度も練習は出来ない場面。漂う緊張感。そしてジキルとハイドの二役を演じる主役の迫真の演技。見たものすべて目に焼き付けようと瞬きするのも忘れ、涙目でぐしょぐしょになりながら見ていた。全くプロはスタートラインが違う。ミスなしで当たり前、それからが芸術。

終演後、楽屋を訪ねたところ、かつらを取り、ローブに着替えた師匠に会えました。化粧の勉強も出来た♪ 目の周りに目の輪郭を描いてる・・・。来月大阪公演終わったらしっかりレッスンをしますよ、と申し渡されました。実は私、5月に初めてのミュージカル出演です。

がんばろうっと。

 

 


SEEDの上演で学んだ事

2012年03月28日 23時34分32秒 | SEED稽古日誌

 ソウダです。

今日は春フェスが終わって3日目。

翌日から私的なことで忙しく、ゆっくり自分の演技について振り返ってみることはできていませんが、 

大まかに今回の稽古や本番で、

主に演出家のOさんから学んだ事をまとめてみたいと思います。

 

1.私の場合、台詞回しや動きが同じ調子で進んでいくので、変化がなく 観客はつまらない。

2.頭で考えて演技をしているとわざとらしくなる。心で感じて行う事。

3.台詞を間違えたら、慌てず何らかの方法で補いをする事。

   仲間がいるときは代わりに言ってあげるとか、助け合うこと。

 

実際、私は何故か、しょっぱなから、台詞を間違えてしまい、焦りました。

落ち込みましたが、早く立ち直ろうと自分に言い聞かせながら演技を続けました。

そうしたら、今度はいつも言っている台詞が出てこないのです。

どうして? 結局変な事を言って辻褄が合わなくなって、仲間のノンちゃんが会話を戻してくれて~

何とか繋がりました。 冷や汗物でした... 

たくさん稽古をしたのに、何で忘れたり間違えたりするのでしょうか???     

大きな舞台だったので、気持ちが舞い上がっていたのでしょうか。

よく分かりません。でも事実なのだから受け入れるしかありません。 

 

今後本番でミスした時は、とっさに対処法を考え、実行できるようになりたいです。

本番直前に、腹式呼吸などで心を落ち着ける事も大切かもしれません。   

 

9月はじめの本公演に向けて、気持ちを切り替えましょう。 


SEED1/SEED2無事終演

2012年03月27日 22時00分05秒 | SEED稽古日誌

 りんぶん、春フェスの二場所、無事終演することできました。

KAATでの公演は皆力が入ってて、「りんぶんよりはよかった」という好評をある方から頂きました。

賞は頂けなかったけれども、あれだけのアクシデントがあったにも関わらず

参加できたのには、皆さん(塾生)の努力に感謝いたします。

そして、応援してくださった方々ありがとうございました。

 

反省するところは山程あるかもしれませんが、31日にミッチリやりましょう。

 さて、先日役員会を設けました。(演出家も交えて)

副会長の資料提供もスムースに進み、発会式までには一校が出せるそうです。

今回は何事も早めでありがたいことですね。

舞台監督・照明・音響もほぼ本決まりとなり一歩づつ進んでいっています。

 

 今日は箱馬を林間学習センターに返却しました。

驚いたことに、来年のりんぶんと春フェスの公演日が同日なんですよ。

なんでも実行委員会で決定したそうです。

次回の委員会で本決まりらしいですが、ほぼ決定だといわれました。

3月に二つの公演難しいですよね。

まぁ、もろもろ31日に話し合いましょうね。

 

                                育子でした。

 

 

 

 


水野の月曜日記(3月26日)

2012年03月26日 21時03分31秒 | SEED稽古日誌

こんばんは。 水野です。 

2012年スプリングシアターフェステイバル昨日無事に終了しました。

2日目はやまと塾から会長はじめ、UKさん、ほか3名が参加。賛助出演のやまと琵琶楽会と

詩舞座とまりこんまで、十分楽しむことができました。最後のとまりこんさんは自主努力で

チケット120まいは売ったらしく、200席は満席。わたしたちは、最後に6席のこったところに

滑り込むことができました。開演3分前に、年よりに免じて入れてもらえ、感謝です。

楽しい時間でした。やまと塾はあまり、チケット売らなかったので、わたしの友人から、「もっと混ん

でいるかと思っっていたのでーーー。」との感想をいただきました。「こんどこそ、本公演では、チケ

ット頑張って売らなければ。」と決心した次第です。

さいごは閉会式。講評と表彰。「SEED」については、異次元の世界を扱った、やまと塾では珍

しい作風の脚本だった。内容はむずかしかった。異次元の作品ながら、出演者がリアルで、日

常的な会話・演技だった。との評でした。

私たちの一生懸命な演技や表現力はまさにリアルさを追求したものなだったので、良い演技

だったのだと、自分では納得しました。友人や知人は、「熱演だった。りんぶん村より、みんな

頑張っていた。みんな熱心だった。よかった。」と言ってくださいました。

県知事賞はわたしたちの前に出演した横浜市立谷本中学校演劇部「オアシス物語」に、教育長賞

は川崎Ambisious大師におくられました。やまと塾は演劇連盟理事長賞です。UKさんが感想を

「いろいろなアクシデントをみんなで乗り越えた公演」と述べ、楯と賞状を頂きました。

皆様お疲れ様。大矢さん、ご指導や道具運びのお車まで、なにからなにまで、お世話になりました。

ありがとうございました。春フェス運営の方がたにも感謝いたします。良い劇場を用意してくださっ

て。出演できて幸せでした。

 

この2月、3月のSEEDの稽古もこれで、終わりかと思うと、さびしいものがありますね。

また、SEEDのセリフを使って、レッスンしたいなーなどと思います。とてもよいセリフが

ちりばめられているのですから。2年越しのSEED最後まで完成させ、SEEDの花が18個

も咲きました。苦しくも楽しい冬の日々でした。気が付けば、もう春です。水野昂子


「SEED」公演終了 御礼

2012年03月24日 23時08分53秒 | SEED稽古日誌

大女優です

  本日KAATでの「SEED」の公演を無事終えることができました。

これもひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝申し上げます。

 

 3月11日のりんぶんでの公演後、その反省を活かし、短期間では

ありましたが、皆直前まで皆演技の向上を目指しました。

 

 内部事情を申し上げると、家族の不幸やインフルエンザの罹患、

けが等、団員の中で公演直前に色々なことが起こり、脚本の一部書き換えや、

キャストの変更などを余儀なくされました。

 しかしこの緊急事態も団員の総力を結集して乗り切ることが出来ました。

 

 演出・脚本のOさんには2年越しでお世話になりました。

やまと塾の足りないところを指摘していただき、演技にかかわる基礎的な

事を教えていただきました。今後ともご指導、ご助言をよろしくお願いいたします。

 

 今日は4月から入塾を希望されているSさんもお母様と観に来てくださいました。

大和から来てくださった方もいらっしゃいました。その他団員の家族など、遠いところを

ありがとうございました。観ていただけることがなにより私たちの力になります。

 

 主催者をはじめ春フェスにかかわるすべての関係者の皆様に、団員一同

心より御礼申し上げます。今後ともご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 

                                 (市民劇団 演劇やまと塾)


小屋入り

2012年03月23日 20時43分04秒 | SEED稽古日誌

  今日はこの雨の中、KAAT小屋入り。

ロビーに13時集合、楽屋入り口が外にありそこから入るにはカードがなくては入れません。

なにしろ、裏からの出入りは初めてなのでとても戸惑ってしまった。

車から小道具を運びすぐに舞台へ。

広い、舞台が広い。今までより倍はひろい。

きっかけのところの音響・照明をやったけれど、途中までしかやれず

明日のリハ(テクニカルリハ)の時に後半をやるようになるでしょう。

舞台が広いこともあって、3人の母の少しの会話だけどそこを少しカット。

桂子の入っていくところも、チーズケーキはもったままとか。

 演出家も考えがあってか、明日暗幕を用意されます。

さて、なににお使いになるのでしょうか?お楽しみにね!

 

明日はロビー集合9時半!皆で舞台を成功させましょう!!。

 

 

                                育子でした。

 

 

 

 


「SEED」稽古日誌 26

2012年03月22日 22時06分19秒 | SEED稽古日誌

こんばんは、あっきーです。

 

今夜は本番前、最後のお稽古です。

自分はりんぶんの録画を見た時に感じた、表現力や柔軟性の乏しい点を見直し、

今日はその確認を行いました。

 

本当に今日まで色々なことを背負ってきたように思われます。

出来ること、思いつくこと、新しいこと、夢中に・・・ホントに夢中で取組み、

我ながらここまでよく来たと、感慨深い気持ちで書いています。

勿論、様々な方からのアドバイスが自分を導いてくれたことは感謝して止みません。

 

明日はいよいよKAATに搬入、リハーサル。

全員は集まれないので、一部の塾生での確認作業。

いずれにしても明日はステージに会える日です。

 さぁ、あとは本番までの時をどう過ごすか。

 

「春フェス版 SEED」 まで、あと1日と19時間。

 

 

 


りんぶん芝居小屋公演「SEED」のビデオを見て

2012年03月21日 23時30分45秒 | SEED稽古日誌

 ソウダです。

今日ビデオを見ました。

それなりにまとまっていました。

でも先に見た人たちが言っていたように、

やや単調で、メリハリが足りなく、

「もっと面白く出来るんじゃない?」 

という感じでした。

 

演出家のOさんの言われるように「皆が主役」。

各々がその役になりきって、頭と体を使ってOさんのアドバイスを受けながら

自分の演技を考え、作り出しましょう

 

明日の夕方の3時間が、最後のまとまった稽古となる。

残されたわずかな時間を、大切に使いたいと思います。

 

 


ミュージカル「SHINING SUN」&「SEED」稽古日誌25

2012年03月20日 23時38分47秒 | SEED稽古日誌

じゅんきーです 

午後、「やまと塾」の子ども達2人(小学2年Yちゃんと1年Aちゃん)と、

旭RISING SUNのミュージカル「SHINING SUN」を観に大和のライブハウスAsoBへいってきました。

子ども達とだけで、出かけるのは初めてだったので、ちょっと緊張しながらの楽しい時間でした。

5年生のNちゃんも一緒に行く予定でしたが、発熱のため行けず残念。

 

オムニバスミュージカル「SHINING SUN」、面白かったです。

笑ったり、ジーンときたり、

次はどんな、話が飛び出すのかワクワクしながらの2時間半でした。

 

旭RISING SUNの皆さんとは、

これまで一緒に舞台に立たせていただくことが多かったのですが、

今回あらためて客席から観せていただいて、一人一人の生き生きとした確かな存在感、すごいと思いました。

客演のプロYA!VOICES,やCCのミュージシャンの皆さんの演奏や歌・ダンスはもちろんすばらしくて、

滅多に観れないお芝居も味があってすてきでした。

AsoBのマスターのカーリーさんの歌には魂を感じて、演技は楽しかったです。

観終わった後の子ども達の第1声は、「ダンス、すごかった」でした。

 

舞台の余韻を感じながらは、私達は急いで稽古場の南林間小学校へ。

稽古場につくと、3人のお母さん達が稽古中でした。

Nちゃんはインフルエンザとのことで、残念ながら出演できないことになり、

「急遽代役に、当日スタッフで来て頂く予定だったKさんのお嬢さんのYさんに決まった」とのこと。

びっくりでした。 

 

出先からやってきてくれたYさんには、あいさつもそこそこに台本の読み合わせをしてすぐに稽古に入ってもらいました。

休日出勤のため、稽古には来られないと聞いていた助教授役の二人も連絡を受けて、

仕事のあと駆けつけてきました。

私の悩み続けている演技のメリハリについても何度か試してみました。

全体的にちょっとテンポが良くなり、おもしろくなってきました。 

 

本番まで、稽古は、22日のあと1回。

もっと稽古したいのは、いつものこと。

もっと面白い「SEED」になるはず。      がんばりましょう。    


「SEED」稽古日誌 24

2012年03月18日 23時31分05秒 | SEED稽古日誌

じゅんきー です

 

午前中は、今年度の「りんぶん村の芝居小屋」の最後の実行委員会でした。

今後に向けての反省点を話し合いました。

 

観客の皆さんからのアンケートを見て、

芝居小屋の初めから終わりまで、6団体全てを観て下さったお客様が何人もいらしたことや、

皆さんがアンケート用紙ににびっしりいろいろな感想を書いて下さっていることに、

とてもびっくりして感動しました。     

芝居小屋が22年も続いてきたのは、出演者の熱意だけでなく、

楽しみにしてくださっている客さまがたくさんいらっしゃるからなのだと、実感しました。

 

午後からは「SEED」の稽古。

春フェスに向けて、台本が少し変り、それぞれの課題も明確になっているので、

気がつくとそれぞれのシーンに分かれて、部屋も廊下もあちこちで稽古が始まっていました。

白熱した雰囲気 

 

区切りの良いところで、1回通し稽古して全体を確認。

やはりテンポアップが課題です。

 

そして、私は、

この後に及んでも、今だにやり取りが固くて表現にめりはり乏しいことがはっきりしました・・・ 

あるフェスまでに残された稽古は、わずか・・・・

どうしよう、がんばらなくては・・・